猛士
たけし
『仮面ライダー響鬼』に登場する組織。
概要
人々を魔化魍から守るため人知れず戦っている組織。本部は奈良県吉野山にある。
一般人に存在は秘匿され、表向きはオリエンテーリング普及の為のNPO団体・TAKESHIということになっている。TAKESHIブランドでアウトドアグッズも販売しており(放映時はクロスターという会社から実際に発売もされた)、魔化魍捜索の際のキャンプに使っているアウトドアグッズは同ブランド製品である。
また使用する車両も全て本部(吉野)からの貸与品のため、関東支部であろうと全て奈良ナンバーである。
魔化魍と直接戦う鬼とそれをサポートする人々で構成される。倒すべき魔化魍と出陣する鬼毎にスケジュールが管理されており、出現した魔化魍の特性や属性に適した鬼が戦いに駆り出される。
基本的に魔化魍1匹につき鬼となって戦う人数は1人なので(斬鬼のように弟子がいる場合もある)、劇中では威吹鬼や轟鬼が当番の場合は、主人公である響鬼が変身して戦わない話もある。ただし、強力な魔化魍の特性により1人では対応しきれない状況や過去に清めた前例が極めて少ないレアな魔化魍に対しては2人、3人の鬼で協力して戦うこともある。
猛士に所属している鬼たちに、裏切り者や悪の力に溺れる者は本編では1人も存在しないので、ライダー同士の衝突はほとんどない。悪のライダーが頭角を現しやすい平成一期においては非常に珍しいパターンであり、この作品が異色である事が強調されている点でもある。