概要
1UPとは生命の神秘、あるいはそれの冒涜である。
主にキノコを食べたりコインを100枚集めたりすると1UPする。
1UPすると死んでも復活する事ができ、場合によっては何回でも蘇る。
しかし何故、キノコを食べたりコインを100枚集めると死んでも蘇るのかは永遠の謎である。
一説では
『コイン100枚と引き替えに新たな心臓または脳を移植している』
『キノコを食べると魂が抜けその魂がプレイヤーとして動いている』
等があるが真実は闇の中である。
また、無限1UPという荒業が存在する。
これを行うと無限の命を得られるが、やりすぎると何故か今まで増やした命に関係無く死ぬ。
恐らく神からもたらされた天罰だろうが、いずれにせよ謎が深まるばかりである。
補足説明
要はゲーム用語の一つでミスの許容回数「自機(残機)」が1つ増えること。
この意味でゲーム中に初めて登場したのは、概要の力説からお分かりのようにおそらく『スーパーマリオブラザーズ』(1985年9月)。
かつてはアーケードゲーマーを中心に「エクステンド」と呼ばれていたのだが、ファミコンユーザーにはあまり普及しておらず、むしろ「一機増える」のような言い方が多かった。
85年前半頃から攻略本等で1UPの表記が見られ、ついにゲーム中に登場するに至って一気に定着する。
なお、それ以前のアーケードゲームでは1PLAYER側、2PLAYER側を「1UP」「2UP」と表記することが多かったが、紛らわしいためか徐々に使われなくなっていった。
ファミコンゲームではナムコの初期作品等に見られる。
無限1UPを行いすぎると死ぬ場合がある理由についてはオーバーフローによるものである。
例としては、スーパーマリオで残り人数を128人以上にすると残り0人として処理されるようになり、そこから1人でも死ぬと即座にゲームオーバーとなる。
方法
1UPする代表的な方法を紹介。
アイテムの入手
取得すると1UPするアイテム(1UPアイテム)の取得。
また、マリオシリーズのコインのように規定数集めると1UPするアイテムもある。
作品によっては2つ以上残機が増えるアイテムも登場することも。
スコアの獲得
スコア(得点)が一定の値に達すると1UPする。
ゲームや設定により、規定の点数を達成したときのみの場合と、一定の点数を取るごとに1UPするものとがある(後者は「エブリエクステンド」と呼ばれる)
ミニゲーム・イベント
ミニゲームやイベントをクリアすることにより1UPが可能な作品もある。
形状(1UPアイテム)
食べもの
何かしらの食べ物の形どっている場合があり、『スーパーマリオ』シリーズの1UPキノコが主な例である。
主人公の人形・生首
ゲーム内の主人公を形どっているケース。
主人公の残機を増やす、という意味では非常にわかりやすい。
また、『ロックマン』シリーズでは首だけがそのままポツンと置かれている事もある。
敵にやられた前任者の晒し首だろうか……
そのまんま
『星のカービィ』シリーズではそのまんま『1UP』の文字列がアイテム化している場合もある。
わかりやすい!