概要
高い歌唱力、明るくよく伸びる声と独特の節回しは、デビュー前から高い評価を受けていた。これらの武器に加え、歌のサビ部分に観客がノリやすい振り付けを仕込むといった戦略も功を奏し、デビュー後はミリオンレベルの大ヒットを連発。ポップスで埋め尽くされてきたオリコン上位に股旅物のド演歌をランクインさせるという快挙を成し遂げ、芸能界の話題をさらった。
ジャニーズタレントと見まごうほど整ったルックスと爽やかなキャラクターで、それまで演歌に興味を持たなかった10~20代の女性層の注目を集め、停滞していた演歌と言うジャンルに新風を吹き込んだ。
年配のご婦人がたには特に絶大な人気を誇り、「若」「演歌界の貴公子(プリンス)」などの異名をもつ。
「氷川きよし」の名付け親はビートたけし(北野武)であるという逸話が有名だが、実際にはたけしが出会った際には、既に“氷川きよし”という芸名でのデビューがほぼ決まっていたとのことである。
2017年には『ドラゴンボール超』の新OP曲「限界突破×サバイバー」でアニソン界にも参入。アニサマにもこの曲でサプライズ出演し話題となった(なお、アニサマ出演時に観客席に向かって「皆さん、僕のこと知っていますか…?」と尋ね、「きよしのズンドコ節」を歌ったところ、2万人超の観客や舞台袖で待機していたアイマスガールズから「き・よ・し!」コールが起こり、氷川本人が驚くという一幕もあった)。
2018年には『ゲゲゲの鬼太郎』第6期の主題歌を担当し、前番組の『ドラゴンボール超』に続き、2作連続で同時間帯のアニメ主題歌を担当することになった。
これ以前には『ウルトラマンメビウス』の劇場版『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の主題歌「未来」を「KIYOSHI」名義で担当している。
関連動画
氷川きよし 「限界突破×サバイバー」(ライブ動画)
【ドラゴンボール超】新主題歌「限界突破×サバイバー」(歌:氷川きよし)