概要
サイレントラインに存在するもうひとつのレイヤードの管理者「IBIS」が操る特殊AC。
ゲーム序盤から4度に渡ってプレイヤーの前に立ちはだかるボス的な存在である。
サイレントラインに接近した勢力を迎撃する役割を担っているらしく、
ただでさえ手ごわいうえに、プレイヤーにとって不利な状況で現れる事が多い。
初登場の「電力施設崩壊阻止」では消火活動でダメージを受けた自機の前に出現し、
「ローダス兵器開発工場救援」では衛星軌道上からのレーザー砲撃の後にダメ押しとして登場。
「旧基幹要塞制圧」では要塞最深部で、攻撃目標の動力装置を護衛している。
量産機でもあり、最終ミッション『未踏査地区最奥部侵入』では二機出現する。
ただし、このミッションでは倒さずに先へ進むことも出来る。
機体構成
白いカラーリングの重量二脚機体。
機動力は低いが、右腕に大型プラズマライフル、左腕にブレード、右肩にデュアルミサイル、
左肩にグレネードランチャーと、過剰なほどの武装を搭載している。
最大の特徴である大型プラズマライフルは高威力のプラズマ弾を5連射する強力な火器だが、
発砲時には接地して動きを止める為、プレイヤーにとっては反撃のチャンスにもなり得る。
一方、グレネードランチャーは強化人間と同様に接地せずとも発射が可能なので、
実はプラズマライフルよりもグレネードのほうが脅威と言える。
また、ブレード使用時には射突型ブレードのような効果音が鳴る特徴がある。
（威力や性能自体は通常の光波ブレードと大差ない）
機体を構成するパーツは全てCPU専用であり、
プレイヤーが同型の機体をアセンブルすることは出来ない。
愛称
カラーリングやパーツの形状が『ACPP』に登場したAC『ヴィクセン』に似ており、
なおかつそれを肥大化・重装甲化したものに見える為、
プレイヤーからは『デブヴィクセン』という愛称で呼ばれることが多い。
ただし、本機とヴィクセンに設定上のつながりは無いと思われる。
関連項目
ナインボール - 複数回交戦する機会がある点、無人機・量産機である点など共通点が多い。
