I-C003-IN
あいしーぜろぜろすりーいん
サイレントラインに存在するもうひとつのレイヤードの管理者「IBIS」が操る無人特殊AC。
サイレントラインに接近した勢力を迎撃する役割を担っているらしく、ただでさえ手ごわいうえに、プレイヤーにとって不利な状況で現れる事が多い。
初登場の「電力施設崩壊阻止」では消火活動でダメージを受けた自機の前に出現し、「ローダス兵器開発工場救援」では衛星軌道上からのレーザー砲撃の後にダメ押しとして登場。「旧基幹要塞制圧」では要塞最深部に出現し、攻撃目標の動力装置を護衛している。
量産機でもあり、最終ミッション「未踏査地区最奥部侵入」では二機出現する。
ゲーム序盤から4度に渡ってプレイヤーの前に立ちはだかるボス的な存在であるが、「旧基幹要塞制圧」と「未踏査地区最奥部侵入」では倒さずにクリアすることも出来る。
白いカラーリングの重量二脚機体。機体を構成するパーツは全てCPU専用な上に、左右非対称なので、プレイヤーが同型の機体をアセンブルすることは出来ない。
機動力は低いが、右腕に大型プラズマライフル、左腕にレーザーブレード、右肩にデュアルミサイル、左肩にグレネードランチャーと、従来の強化人間用の看板機体に通じる武装コンセプトを持つが、強力なフレームによって過剰とも思えるアセンブリを実現している。
- ただし、プラズマライフルを発射する際に動きが止まるのは、強化人間へのアンチテーゼともいえる描写になっている。
主力武器のグレネードランチャーは高威力で当たり判定も大きいうえ、強化人間と同様に接地せずとも発射が可能。一方、大型プラズマライフルは高威力のプラズマ弾を5連射する強力な武器だが、発砲時には接地して動きを止めるためプレイヤーにとっては反撃のチャンスにもなり得る。
見た目通りに防御力も高いものの、ミサイル迎撃装置を搭載していないので高火力のミサイルと連動ミサイルを併用すれば大ダメージを与えることが出来る。ただし、前述の通り登場ミッション自体に対AC戦以外の要素が求められるものが多く、I-C003-IN戦に絞ったアセンブルをしづらい点も厄介である。
なお、ブレード使用時には何故か射突型ブレードのような効果音が鳴る特徴がある(威力や性能自体は通常の光波ブレードと大差ない)。
カラーリングや頭部パーツの形状が『アーマード・コア プロジェクトファンタズマ』に登場したAC『ヴィクセン』に似ており、なおかつそれを肥大化・重装甲化したものに見える為、プレイヤーからは『デブヴィクセン』という愛称で呼ばれることが多い。
ただし、『サイレントライン』と『プロジェクトファンタズマ』は世界観が異なるため、本機とヴィクセンに設定上のつながりは無いと思われる(次作の『アーマード・コア ネクサス』にはヴィクセンが登場しているが、あくまで旧作再現ミッションという形である)。
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VS I-C003-IN(アーマード・コア3 サイレントライン)
「アーマード・コア3 サイレントライン」より、デブヴィクセンことI-C003-INとの掛け合い。一見ACのように見えて、実は左右非対称という素敵な特殊兵器。891文字pixiv小説作品