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ルシサンの編集履歴

2019-06-30 01:40:58 バージョン

ルシサン

るしさん

ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー 』の登場人物、ルシフェル×サンダルフォンのカップリング。

概要

『グランブルーファンタジー』に登場する天司ルシフェル×サンダルフォンのカップリング。


ルシフェルは星の民が空の世界を管理する目的で創造した自律型管理機構であり、「進化」を司る天司長。サンダルフォンはルシフェルに造られた天司である。


全ての天司は天司長であるルシフェルの活動を補佐するため何らかの役割を担って存在するが、サンダルフォンは役割を与えられないまま「研究所」で軟禁されて育った。

サンダルフォンに隠されていた真の役割は、ルシフェルが何らかの理由で稼働不能に陥った際、一時的な代役を務める「ルシフェルのスペア」であった。


彼らのストーリーはシナリオイベント『どうして空は蒼いのか』『失楽園』、フリークエスト『楽園追放』等で読むことができる。


ルシフェルは「神撃のバハムート」関連シリーズに登場するルシフェルと容姿・声優を同一とするが、これはスターシステム採用によるものであり設定上の関連性は無い。


登場シナリオ(ネタバレ注意)




『どうして空は蒼いのか』

「今更もう遅い! 俺を憎め、滅ぼせ、罰しろ! アンタに許されたら俺の二千年間は…」

「私も同罪だ、共に罰を受けよう」


グラブル3周年記念イベント。ゲーム内にてサイドストーリーとして常設されており、メインクエストを54章まで進めるとプレイ可能。サンダルフォンはこのイベントにてボスキャラクターとして初登場した。


サンダルフォンは星の民・ルシファーの指示によりルシフェルが造った天司だが、その役割が「ルシフェルのスペア」であることはルシフェル自身も知らされていなかった。

ルシファーはルシフェルを問題など起こり得るはずのない至高の存在と評し、スペアのサンダルフォンを不用品として廃棄することをルシフェルに伝える。

その際ルシファーは「随分と奴に目を掛けているようだな。他の天司達が嫉妬しているそうだぞ?」「あの不用品は適当な時期に廃棄する。お前の愛玩用として飼ってもいいがな?」と彼らの関係を揶揄している。

かねてより「ルシフェル様の役に立ちたい」と切望していたサンダルフォンは、この時の会話を盗み聞いたことで己の存在意義に絶望し、ルシフェルにも心を閉ざし星の民に反旗を翻すこととなる。


それから二千年を経た現在。天司の牢獄「パンデモニウム」を脱したサンダルフォンは四大天司の羽を次々と奪い、その力を取り込むことでルシフェルを超える力を手に入れようと企てる。

その力をもって空の世界を滅ぼし新たな世界を創造すると嘯くも、ルリアの読心により「尊敬している人に認めて欲しい、愛している人に慰めて欲しい、自分を許して欲しい」と、全ての行動がルシフェルへの愛憎に起因することを看破される。

ルシフェルに自分の存在を誇示するため災厄を起こし空の世界を未曾有の危機に陥れたサンダルフォンだが、ルシフェルは彼と対峙することすらなく容易く事態を収束させてしまう。


主人公達に倒され、策も力も尽きたサンダルフォンの前に遂に顕現したルシフェルは彼の暴虐を責めることなく「研究所に寄る時はいつも、私の精神は安らいでいた」「役割がなければ上下関係もない……君の無垢な言葉が安寧だったのだ」と、役割を持たないサンダルフォンが自分の救いであったことを吐露する。サンダルフォンが役割を与えられず苦しんでいたことを知りながら関係を続けたこと、そのためにサンダルフォンの暴走を招いたことを謝罪し、サンダルフォンと共に災厄の罰を受けることを宣言する。

ルシフェルの言葉を受け入れず断罪を要求するサンダルフォンを強制的にコアに眠らせ、物語は終了する。


作中にて、仲間の役に立てない無力さを嘆くルリアを想う主人公とビィが、星晶獣の力ではなくルリアの笑顔こそが糧であることを語る一幕がある。その関係は奇しくも「天司」としてルシフェルの役に立つことを望んでいたサンダルフォンと、役割がなくともサンダルフォンの存在に価値を置いていたルシフェルの写し鏡のようなものであった。


『失楽園 -どうして空は蒼いのか Part.II-』

「世界の事より自分の事は厭わないのか!アンタ自身の言葉はないのか!?なあ!!」

「私の問い…は…もう一度あの中庭で…君と珈琲を…」


『どうして空は蒼いのか』の続編となるグラブル4周年記念イベント。開催期間が終了しているため新規プレイヤーは復刻かサイドストーリー入りを待つ必要がある。コラボイベント以外では初のSSR配布キャラとしてサンダルフォンが加入した。


先の災厄より数ヵ月後、サンダルフォンは四大天司ですら近付けないとされる『到達不可区域』カナンの地にて繭の中で眠っていた。ルシフェルは繭に掌を当て、『最後の務め』を終えた後、自らの司る「進化」を自然に還す考えであることを語りかけていた。「天司の役割も無用となり、私も君と一緒の立場になるな…」「君はなんと言うだろうか。やがて君が再び目を醒ました時に―」

しかしその瞬間、ルシフェルは突如現れた因縁の敵である黒衣の男の凶刃に斃れることとなる。


長閑な田園風景が広がる時間の存在しない繭の中の世界で、サンダルフォンは何十年もの時をひとり過ごし、それを罰として受け入れていた。尚もルシフェルとの相互理解を拒むサンダルフォンは、繭の中に迷い込んだルリア達に叱咤され、その心情に変化が起きたことで繭の世界から脱出する。

(この時のサンダルフォンの態度は「ぐらぶるっ!」997話にて「またルシフェルへの気持ちをこじらせてうじうじしてんのか」とネタにされている)


元の世界に再度顕現したサンダルフォンが目にしたのは、ルシフェルの残骸であった。


五感を失った瀕死のルシフェルは、残骸を抱きしめるサンダルフォンをそれと認識することなく「カナンに辿り着いた誰か」にサンダルフォンへの伝言を託す。それは天司長の座と力をサンダルフォンに継承し、世界の脅威となる『ルシファーの遺産』を破壊して欲しいというものだった。

今際の際であっても世界の行く末ばかりを案じるルシフェルに激昂するサンダルフォンだが直後、伝言を終え誰に宛てるでもないルシフェルの独白により、天司長としてではない彼自身の「願い」を知ることとなる。


ルシフェルが最後の最後に遺した言葉と、応えるサンダルフォンの言葉はテキストに表示されておらず、音声のみで聞くことができる。その為、該当のシーンは音声をONにしてプレイすることが推奨される。


サンダルフォンは受け継いだ天司長の力を行使しルシフェルを襲撃した黒衣の男を退け、ルシファー直属の自称堕天司・ベリアルと対峙する。ベリアルは天司長の力を扱いきれず消耗しているサンダルフォンに「従順になるまで調教してやるよ。あぁ、そうだ。参考までに聞きたいんだがキミって、ヴァージン?」と含みのある煽りを残していく。


ストーリーをクリアすることで入手できるSSRサンダルフォンのフェイトエピソードは、主にルシフェルと珈琲の思い出に纏わるエピソードとなっている。

珈琲は『どうして空は蒼いのか』の中でもサンダルフォンの台詞に度々上がっており、ルシフェルの最期の台詞にも含まれていたが、このエピソードでは珈琲が彼らの絆の象徴であることを窺い知ることができる。また、後述の『楽園追放』と合わせて「他の天司達が嫉妬している」と言わしめた二人の当時の様子を垣間見ることができる。


『楽園追放』

「彼を……サンダルフォンを……たのむ……」


メインクエストを89章まで進め、プレイヤーランクを120まで上げることでプレイ可能。ハイレベルマルチバトル「アバターHL」自発の条件クエストにもなっている。


『失楽園』の後日談。天司長の座を受け継いだサンダルフォンが、二千年前のルシフェルとの幸せな記憶と、ルシフェルの凄惨な死の瞬間の夢を繰り返し見続けていることが明かされる。

主人公の意識に介入したルシフェルが空の世界とサンダルフォンを主人公に託すなど、今後の展開へと繋がるエピソードとなっている。


『000』どうして空は蒼いのかPart.III

『願いを、約束を、俺は守る!!パラダイス・ロスト!!!』


『失楽園 -どうして空は蒼いのか Part.II-』の続編の5周年イベント。

シナリオ後半をクリアするとサンダルフォンの最終上限解放に必要なトレジャー「白き羽」が入手出来る。


ある日の夜、サンダルフォンはいつもの悪夢とは違う夢を見た。それはルシフェルの天司長としての座と力を継承したことにより、彼の過去の記憶に干渉したものだった。

その記憶を見たことでサンダルフォンはルシフェルが天司長としての重責に苦悩していたことを知り、その苦悩を理解せず自身の不満などをぶつけてしまっていたこと後悔する。

ベリアルをはじめ、堕天司達がパンデモニウムに集結しているとハールート・マールートから連絡を受けたサンダルフォン達は堕天司との決着をつけるべく、空の民達の連合軍に合流する。


ルシフェルの身体を使って復活し、預言者をも吸収し、創世以来最強の存在となったルシファーを止めるべく立ち向かうが、自身と次々に仲間が瞬殺される絶望的な状況下、サンダルフォンを「不用品」と罵るルシファーに対し、日頃サンダルフォンに辛辣かつ否定的だったビィが激昂し、無力な拳を振るいながら吐露した言葉と、必死にルシファーに立ち向かう主人公の姿を見て、自分はまた何も見えていなかったと、空の世界を守りたいという『願い』にルリアが災厄の後に持っていた「白い羽」が反応し、自身の羽と四大天司の羽と白い6枚羽と合わせて12枚羽に覚醒する。


辛くもルシファーに勝利すると預言者によって謎の空間を開き、その空間にルシファーと彼を追ってきたベリアルを封じ込めたが、その空間にルリアも引き寄せられてしまう。最後の力を振り絞り、救助した後意識を落としてしまう。

目を覚ますとかつての中庭によく似た場所にルシフェルがいた。

漸く再び言葉を交わし心の裡を吐き出したサンダルフォンは主人公たちのいる空の世界で生きる事を決意、ルシフェルに見送られて現世へと戻る。

サンダルフォンが飛び去った後、寂しそうな表情を見せ、「いってらっしゃい」かつて自分に言ってくれた言葉を自分が言い、見送り待っている立場になったルシフェルはあの中庭でサンダルフォンが何を考えていたか痛感し、いつか彼が還ってくるのをいつまでも待ち続けるのであった。


『THE MAYDAY』

エテメンアンキでの死闘を経て、天司達も役割を自然に還し、一つの命としてそれぞれの生活を送っていた。サンダルフォンは喫茶店を開く練習のため、アウギュステ島の海の家で働いていた。

そこでバカンスに来たハールート・マールート、アズラエル・イスラフィルと、蟻を追っている内に船に無賃乗船してピーナッツの皮剥きや荷物持ちで借金を返していたサリエルと再会した。

サリエルとの再会の際、研究所にてお互い初めて会った時のことを回想シーンが導入されたのだが、


かの中庭は基本立ち入り禁止でサンダルフォンには自由に行き来する権限がなかったことが判明した。

そしてルシフェルは中庭で珈琲を飲む際には海など空の世界で見てきた風景をサンダルフォンに教えていた模様。



その他

ルシオとサンダルフォン

シナリオ上の接点はないが、召喚石サンダルフォンの隠し効果としてルシオに闇カット30%の効果が付く他、レベルMAX時のステータス数値がサンダルフォンと同一となっている。

ルシオやオリヴィエのフェイトエピソードにてルシフェルと同一人物ではないことが示唆されており、その正体は謎に包まれている。

ルシフェル×サンダルフォンと区別するため、ルシオ×サンダルフォンのカップリングタグは「シオサン」が推奨される。


ゲーム外の展開

  • 公式グッズとしてリング(ルシフェルモデル/サンダルフォンモデル)、ピアス(ルシフェルモデル/サンダルフォンモデル)が発売された。公式詳細文にルシフェルとサンダルフォンで片耳ずつ付けることが推奨された。
  • サウンドトラック第五弾「Fate」のジャケット画像として、ルシフェルの力により眠りについたサンダルフォンの姿が描かれている。この画像は公式NEWSブログ2017年10月23日のエントリーよりDL配布中。
  • PASH!(2018年8月号)誌上の特集企画にてサンダルフォンへのインタビューという態で、珈琲を淹れている時の心境を通してルシフェルとの思い出が語られている。
  • TOWER RECORDS CAFEコラボにて描き下ろしされたサンダルフォンの腕に、ルシフェルを思わせるモチーフのブレスレットが嵌められていた。また同カフェでは「ルシフェルがサンダルフォンのためにアレンジした」という設定のコーヒーアフォガードがメニューとして提供された。
  • 2019年4月3日にサンダルフォンのキャラクターソングCD「Ain_Soph_Aur」が発売された。

歌詞の内容は『失楽園』までのサンダルフォンの心情とルシフェルへの想いがこれでもかと歌っている。

同日にはYouTubeにてミュージックビデオ(以降MV)が公開された。

過去のキャラクターソングのMVはジャケットのイラストがCGで動くだけか或いはアニメーションは一部のみだったが、全てが描き下ろしのアニメーションという気合いが入ったもので、とあるパートではカナンと思われる場所で膝を付くサンダルフォンの背後から六枚羽で包み込むように抱きしめる(言わば「あすなろ抱き」)ルシフェルの姿が描かれ、女性きくうし様達から歓喜の声が上がり、「ルシサン」と「あすなろ抱き」がトレンド入りした。

    • 更に言うと「ルシサン」は日本トレンド6位、世界トレンド12位にランクインという快挙を成し遂げた。
    • また、同日には公式Twitterでルシフェルが穏やかな笑顔で蓄音機で曲を聴きながらAmazonの購入特典のデカジャケを眺めているイラストが公開された。

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グラ腐ル グランブルーファンタジーのカップリング一覧

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