主に事件や事故を題材とするものが多いが、その主題が犯罪を行なうことであるゲームも不謹慎ゲームとみなす場合がある。しかし、何を持って不謹慎とするかは人や時代によって価値観が分かれるため、客観的に定義するのは難しい。
この不謹慎ゲームが世に現れた時期がいつ頃なのか・何が最初なのかは明らかになっておらず、流通経路は概ねパソコン通信あたりからだったと推測されている。少なくとも個人でプログラミングできるようになった時点で生まれたものかもしれない。
ゲームとしては誰が作った物かは不明(※)のまま適当な作りの物が多く、いわばクソゲーの部類だがネットを介して流布される事が多い。
この不謹慎ゲームがメディアで取り上げられたのはオウム真理教の地下鉄サリン事件を筆頭とした一連の事件が浮上した際に現れた「霞ヶ関」が最初とされている。これに限らず世間を震撼させた大事件は恰好の題材にされるケースが多い。
注意しなければいけないのが、この手のものにはPCに異常をきたすものがあったりするので安易にインストールしたり起動するのは危険だったりするので注意が必要である。
※…唯一判明しているのは後述の「香港97」の作者がサブカル作家の「クーロン黒沢」であった事を自身が明かしている。
主な作品
- アトミックランナー チェルノブ 戦う人間発電所(チェルノブイリ原子力発電所事故)
- スペシャル天安門(天安門事件)
- 校則厳守(神戸高塚高校校門圧死事件)
- 自衛隊足止め(秘)大作戦!目指せ10000人!!(阪神淡路大震災)
- 首都壊滅!? 恐怖の細菌O-157(O-157)
- 霞ヶ関(地下鉄サリン事件)
- 古平トンネル崩落事故 犠牲者救出発破遊戯(豊浜トンネル岩盤崩落事故)
- 香港97(香港返還)
- 上越新幹線脱線回避シミュレーター(上越新幹線脱線事故)
- 地球6周分のガソリン使ったの私だ(山尾志桜里議員の政治資金問題)
―刑事大打撃 ~北の挑戦~(のをそのまま抜くと・・・、)