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香港97

ほんこんきゅうじゅうなな

1997年がやってきた。大陸から薄汚い人民が痰を吐きながら大挙して押し寄せてくる。犯罪多発!香港が汚れる!そこで香港政庁は あのブルース・リーの親戚、陳を秘密に呼び…人民抹殺計画を依頼した。陳は殺しのプロだ。12億人民を一人残らず抹殺せよ!しかし、中国では死亡した鄧小平を巨大兵器に改造する研究が着々と進んでいた!
目次[非表示]

香港97(ほんこん97)は、香港にて発行されているグラビア雑誌である。
この雑誌は成人指定のため、香港においても18歳以上には販売されないといわれている。
 ほかに、スーパーファミコンにて発売元不許可で発売されたアングラソフトが存在する。
 この項目では、雑誌に関して説明を行い、その後ソフトウェアの説明を行う。

書籍の概要

 (この項目は「香港電脳オタクマーケット(クーロン黒沢、1996年、徳間文庫)」より記載しております。)
 この書籍写真を主とした雑誌であり、通常5から6人程度の中国人(実際はタイ人と推測される)が目いっぱい股を広げているようなものが掲載されている雑誌である(香港の基準ではモザイク無しだったはず)。
 この雑誌のタイトルの「97」というのは香港が返還される1997年を意味しており、「返還後にはこのような雑誌は検閲により販売されないから今のうちに買っておけ」という意味であるといわれている。
また、モデルの女性たちが国民党及び人民解放軍の制服を着用していたりと政治的にかなり危ないものがあったりする。
 また、この雑誌は日本における書籍のような扱いをされているようであり、売り切れると増刷されているという情報もある。
 また、1997年以降も発売されていたと推測される(現在も同様の形で発売されているかどうかは不明である)。

購入上の注意

 当然、この雑誌はその性質上日本に持ち込むことは不可能である(税関に確実に没収される、紙やすりをかけるのも無理)。しかしながら日本に収集家がいるなど、不思議な点が多少存在する。反共政策と大使館。アメリカの反共政策の配下でもある自民党と韓国軍政関係と接点がある宗教団体経由など人脈次第では抜け道はあった……。これに限らず無いはずのものが有ると言う場合は殆どの場合は大使館と政治に顔が効く宗教団体だと思って良い

ゲームの概要

香港97(ほんこん97)は、1995年に吉喜軟体公司(Happy Software Ltd.,)が開発した
スーパーファミコンゲームソフト
ただし日本では正式な流通ルートを介さない、いわゆるアングラソフト(不謹慎ゲーム)として位置づけられた。なおクーロン黒沢が開発に携わったとされる。

ゲーム内容

主人公の陳を操り、ひたすら多種多様の敵キャラを撃つシューティングゲームである。
かつてX68000で出回っていたアングラ系同人ソフト『ザ・天安門』の影響が強いとされる。
主人公の陳は前面にしか弾を発射できない一方、敵キャラは四方八方から登場する。また撃破時にアイテムとも取れるような弾を発射する敵もいる。
さらに陳は1回でも敵キャラや敵が発射する弾に接触した時点でゲームオーバーとなってしまうため、ゲームとしての難易度は高い。BGMは終始サンプリングされた中国語の歌(プロパガンダソングであるといわれる)がひたすら流れる(音楽は黒沢氏の所有していた、中国製の音楽テープからとのこと。後述)。

また事あるごとに人間死体画像が表示される事や差別的かつ不謹慎世界観など、プレイヤーを不快にする要素も多いため好みが分かれるゲームとなっている(不謹慎ゲーム)。

なお本ゲームは英語日本語中国語(繁字体)の三言語に対応している。

BGMの正体

先に述べていたひたすら流れる中国語の歌であるが、これの正体はクーロン黒沢氏がたまたま持っていたカセットテープに録音されていた中国のプロパガンダソング『我愛北京天安門』の一節をサンプリングしたもの。ちなみに、ネットで検索するとあっさりその曲が見つかる。しかし、香港をネタにしておきながら歌が北京とか天安門って・・・。



あろう事にこの曲、深層ウェブから掘り返されたゲームとして知られているsad satanにて逆再生で使用されていた。

↓こちらが原曲


エンディングや告知について

この作品にはエンディングが存在し、中国の総人口分のスコア(12億点!)で見られるとされていた。
しかし、後にクーロン黒沢が語るには「最初からエンディングは存在していない」との事である(過去に改造ツールを使ってスコアを変えたユーザーから苦情が来たそうだが、ズルすると見られないと誤魔化した)。ちなみにスコアは12億点もカウントしないらしくそもそも総人口分の達成は最初から不可能。ただし、ゲームオーバー後にスタッフロールが流れる。
起動時には告知が流れ、『貴方の作ったゲームを求む!』とか『我々のゲームを扱ってくれる業者へ』といったもので、アングラソフトでありながら連絡先までも出てくる始末。なんでもその住所自体には私設私書箱があった為、Happy Softwareそのものの住所ではなかったようだ。勿論、現在のその住所の主はこれらとは無関係である。

開発スタッフ

 開発スタッフはクーロン黒沢(正確にはスタッフロールには、彼の名前そのものは明記されていない)以外は明確にされていないが、後の雑誌インタビューによるとプログラマは当時某ソフトメーカーに在籍していたと言われるプログラマが担当しており、英語訳担当者が一人、中国語字幕担当は香港人男性とクーロン黒沢は語っている(その香港人は、当時中国と香港をネタにしたこのゲーム製作協力にビクビクしていたらしい。後に若くして既に亡くなっている事を明かした)。
また、協力としてSGI(シリコングラフィックス?創価学会インターナショナル?)やカナダ大使館が明記されているが、どのような経緯でこのゲームの開発に協力したのかは不明である。(恐らくスタッフが勝手に名前を使った可能性が非常に高いが・・・。)


香港97以降

 黒沢はこれ以降はアングラゲームソフトのリリースは行っておらず(正規のソフトメーカーで企画に加わる事はあった)、最近のアングラソフトの減少に対して「アングラソフト特有の危険な匂いをGTA等の反社会的内容のゲームが持ち、メーカーから正規リリースされる事によって非正規ソフトであるアングラソフトの(ダークな)インパクトが薄れている」との見解を示している。
 また、それ以降のハードウェアの開発がアンダーグランド的手法では手におえず、流通及び配布も困難な状況になっていることもその要因のひとつであるとも推測される。

日本での展開

 もともとこのゲームは正式な流通経路を通していないため入手が難しく、日本ではパソコン通信インターネットなどの一部において、「不謹慎なゲームがある」と口コミ的な話題となるにすぎない物であった。しかし、実在の事件・事故(地下鉄サリン事件など)を題材にした不謹慎ゲームのひとつとしてマスコミで記事となったり、ゲームラボなどアンダーグラウンド的な世界を紹介する雑誌・書籍でたびたび興味本位に紹介された事により、正式な流通経路を介さないゲームとしては知名度の高いゲームとなった。

なお、このゲームが通常雑誌ウェブサイト等で紹介される際には、香港(あるいは東南アジア)で製作されたと思われる、任天堂非公認カートリッジソフトとして紹介されることが多い。だが元来は、マジコンフロッピーディスクを媒体として頒布された同人ソフトであり、東南アジア方面で出回るROMカートリッジに焼き付けられたものはデッドコピー品か、私作製品と推測される。
これは、このソフトの製作者であるとされるクーロン黒沢の著書に記述が見られる。
また、未確認であるが、このゲームは「彼がかかわった日本製マジコンのおまけソフト」として発表されたという説も存在する(実際にそのマジコンの広告には「シューティングソフト付属」と記載されている)。

その後

2015年3月の段階ですでに在庫は尽きているとクーロン黒沢氏はツイッター上で語っている。
処分されたのか、それとも物好きが購入していったのか・・・。しかし、三つ程は実は手元にあった事を2020年になって明かしていた。(後述動画参照)

また、AVGNでもこのゲームが紹介された。
「Big Rigs」や「ジーキル博士の逢魔が刻」以上に酷いゲームだと多くのリクエストがあったらしい。
レアなゲーム機器やソフトを多くコレクションしている彼だったがこのソフトに関しては入手できなかったようであり、
「ネットの皆さんと同じ方法」=エミュレーターでプレイしていた。
OP画面や冒頭のストーリーで思いっきりツッコミを入れており、それだけで動画の半分を費やす程であった。

25年後クーロン黒沢氏は香港97について振り返っている。

作者である事を明かしてから世界中から質問責めにあって困った事も明かしている。


また、こちらでも香港97のエピソードを語っている。

正体

このゲームのラスボス『トン・シャオピン』のモデルとなった『ダン・シャオピン』が亡くなったのは1997年である。このゲームは未来を予言したのだ。

それどころかイギリスが香港の主権を中国に返還したのも1997年だ。
この事は1994年製作の映画『HONG KONG 97』でも予言されている。主演はロバート・パトリックターミネーター2T-1000を演じた名優である。T2の副題は『審判の日』。その日が来たのが1997年

ゲーム中のダン・シャオピンの耳が欠けて見える。マイク・タイソンがホリフィールドの耳を噛み千切ったのも1997年だ。

ゲーム中、画面外からベンツらしき車が現れる。ダイアナ妃を乗せて起きた事故も1997年

ゲームの背景にコカ・コーラのロゴが表示される時がある。コカ・コーラ社の商品『サージ』が発売されたのも1997年である。

このゲーム同様ゲームオーバーする度に再起動するゲームは1997年発売の『月下の夜想曲』だ。

このゲームで陳として扱われているジャッキー・チェンといえば『レッド・ブロンクス』。
ブロンクス…ニューヨーク市、またの名を『ビッグ・アップル』。スティーブ・ジョブズがAppleに復帰したのも1997年

ゲーム内でループするBGMのタイトルは『我愛北京天安門』。北京といえば北京ダック…有名なアヒル料理だ。そう、スクルージ・マクダックの生誕50周年も1997年だ。

これはタイタニックの様に沈下したゲーム…映画『タイタニック』公開も1997年。何故こうも『97』と繋がるのか…

そういえば『NGC97銀河』はアンドロメダ座の一部である。アンドロメダ姫は、鎖で岩に縛られ怪物に生贄として捧げられた。まるで『ジェダイの帰還』のレイア姫とジャバの様に…
『スターウォーズ』の特別版が出たのも1997年。また戻ってきてしまった。

真理を導き出そうにも一周して戻ってきてしまう…

まるで永遠に繰り返すこのゲームのBGM、無限に続いていくこのゲーム…

そう、全ては無限に続く輪廻なのだ。古きクソゲーは新しく、過去は未来と化し生と死を繰り返す、これが命の輪廻なのだ。

このゲームこそが、命の意味だったのだ。

命の維持に必要なもの…

『生殖』と『食』…

『食』は『クソ』に変わる…
すなわち…





このゲームはクソだ。


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