作品解説
『アンティーカロマン』、『パトルの軍事博物館』などミリタリー系のナンセンスなゲームを多数制作するふらいんぐパンジャンドラムが2023年に発売したヤブ医者SLG。
医学が発達して年金も健康保険も破綻し、100歳以上の元気な高齢者が闊歩する超高齢化社会の近未来。
無駄な検査に、不適切な治療。保険金詐欺に、臓器強盗。あらゆるインモラルな医療で患者を換金と言ったもはや医療もへったくれもないゲームである。
また使い回しの注射針や不潔な手での触診、爆音の聴力検査、呪われた心理テストなど、邪悪な検査によって患者を病気にすると言ったオスキーでやったら即アウトレベルのものや脳が悪い患者は「ロボトミー」、癌の患者には「がん放置療法」といった実際にあった医療ミスまであるのが特徴。
登場人物
大藪ブラクジャンク
数え切れないほどの遺族に命を狙われている天才外道医。
患者をぶん殴る「打診」、男性に「豊胸手術」、あごまで外れる「抜歯」など独創的な藪医術を操る。
数々の医療事故を繰り返して藪医学会でこれを発表、藪医者としての地位を確立していく。
ふらいんぐパンジャンドラムで藪医者と言えばメンゲレだがさすがに危ないので新キャラクターになった…のだがある意味余計に危なくなった。
マラリアキャリー
患者を殺し、金を奪い取る生粋の看”誤”師。メイン画像の白衣の堕天使である。
得意技は注射針を使いまわして院内感染。趣味は患者のカルテに落書きと勤務態度は最悪。