仮面ライダー鎧武に登場する呉島貴虎が主人公を務める、仮面ライダー初の舞台作品。時系列は本編終了後。
主催は東映、ニトロプラス、ネルケプランニング。
公演期間は2019年3月9日から31日にかけて公演し、DVD/Blu-rayは同年10月9日発売。
DVD/Blu-ray初回生産限定版にはＤＸ斬月カチドキアームズライドウォッチが付属。
あらすじ
進む貧困と止まない紛争によって衰退の一途を辿ることとなったトルキア共和国。
かつてそこは巨大企業ユグドラシル・コーポレーションによるプロジェクト・アークの実験場となっていた。すでに役目を終えたはずのその地で異変が起きているとの情報を得た呉島貴虎は、約8年ぶりにトルキア共和国に足を踏み入れるが、予期せぬ襲撃を受け、巨大な穴の底に広がる地下世界・アンダーグラウンドシティに落下してしまう。
トルキア共和国で最も危険な場所、アンダーグラウンドシティ。
多くの少年、青年が生き残るための殺し合いが行われていた。そして、そこでは戦極ドライバーにロックシードを装着し、アーマードライダーに変身した者たちもいた。
血の流れる殺し合いの場にボロボロの姿で倒れこんだ貴虎は、落下の衝撃で記憶喪失となり、自分の名前すら思い出せない状態になっていた。チーム“オレンジ・ライド”のリーダー、アイムによって助けられる貴虎。
そんな中、突如現れる見知らぬアーマードライダー。その驚異的なパワーにざわつくアイムたち。貴虎は朦朧とする記憶の中で、そのアーマードライダーが「斬月」であることを思い出していた。
アイムたちに協力を仰ぎ、失った記憶を取り戻す手掛かりであるアーマードライダー斬月をおびき出す計画を立てる貴虎。だが同じ頃、貴虎の行動や抗争の様子を街中に仕掛けたカメラで監視し続ける男がいた。その男は、ある理由から貴虎に復讐を遂げようとしていた…。
(公式サイトより引用)
登場人物
主人公
チーム『オレンジ・ライド』
・アイム(演：萩谷慧悟) オレンジ・ライドのリーダー。葛葉紘汰を彷彿させる明るい青年。
・パイモン(演：後藤大) 血気盛んな性格の青年。常に鉄パイプを持っている。
・グシオン(演：高橋奎仁) 大人しい性格の青年。
チーム『バロック・レッド』
・グラシャ(演：増子敦貴) バロック・レッドのリーダー。を駆紋戒斗を彷彿とさせる青年。
・ベリト(演：千田京平)
・オセ(演：田淵累生)
チーム『グリーン・ドールズ』
・フォラス(演：宇野結也) グリーン・ドールズのリーダー。初瀬亮二と城乃内秀保を彷彿させる青年。
その他
・鎮宮雅仁(演：丘山晴己) かつて貴虎と共にプロジェクトアークを進めていた男性。
・鎮宮影正(演：原嶋元久) 雅仁の弟で、兄を尊敬していた。
・鎮宮鍵臣(演：大高洋夫) 雅仁と影正の父親で、トルキア共和国を牛耳る「貴族」。
・雪叢・ベリアル・グランスタイン(演：小沼将太) 鍵臣に雇われたオネエの傭兵。
他多数
登場ライダー
余談
主要人物の名前の由来はソロモン72柱の悪魔から取られている。
パイモン役の後藤大は後に仮面ライダージオウでアナザーライダー「アナザー電王(2019)」を演じた。
