概要
ゲーニッツ、七枷社、シェルミー、クリス、マチュア、バイス、ガイデル(故人。レオナの父)、山崎竜二の8人に対して付けられるタグ。
オロチを頂点として、オロチを崇めている共同体のことをオロチ一族と呼称する。
人の形をしているが、皆人外で人知を超えた力を有しており、その瞳孔は一族の「オロチ」の名を示すとおりの縦長の爬虫類系。その上で残虐性も持ち合わせていて破壊的な行動を何よりも楽しむ。
また660年前に血の契約を交わした八神一族に対して自分達の技「八稚女」を伝授させた事がある。
そのようなオロチ一族の中でも特に抜きん出た力を持っている為、彼ら8人のことをこう呼ぶようになった。
余談
山崎がオロチ一族というのはKOFシリーズ独自の設定であり、出身作の餓狼伝説シリーズではただの人間である。
四天王以外の八傑集の二つ名は本来の設定では存在しないものの、マチュア、バイス、山崎、そして八傑集ではないオメガ・ルガールの二つ名がインターネット上で散見されることがあるが、これらはファンの創作である。
一時、ファンによるゲームサイトなどで公式と非公式の二つ名が一緒くたに掲載されていたため、二次創作のものまでが公式設定と誤解されてネット上で広まっていたことがあるが、後に当時創作に関わった本人達により非公式のものであることが明言されている(外部リンク)。
なお、当時詳細が不明であったガイデルの二つ名は作られていない。
しかしその後、これらの創作の二つ名の一部が後に公式の派生作品で使用されたことがある。マチュアの「風に散る花びら」は恋愛シミュレーションゲーム『Days of Memories 2〜僕の一番大切な君へ〜』(ニンテンドーDS版では第一作に収録)、マチュアに加えバイスの「荒野を疾走する死神」、山崎の「曇らせてゆく闇」を翻訳したものが公認の香港のKOF漫画『拳皇』で用いられている。SNKプレイモア側が意図的に逆輸入したのか、それとも過去の公式設定を正確に把握せず使用してしまったのかは不明。
3DCGアニメ『THE KING OF FIGHTERS DESTINY』ではゲーニッツがマチュアに対し、「疾走する残酷な美貌」と呼んでいる(この二つ名は、『KOF'98』以降のマチュアのキャッチコピーでもある)。