概要
鉄人兵団とは「大長編ドラえもん・のび太と鉄人兵団」に登場するロボット集団のこと。メカトピア星から人間を奴隷とするために地球に侵攻してきた。
主戦力であるロボット兵を始め、個々の戦闘力は秘密道具がなければ太刀打ちできないほどであるが、耐久力についてはそう高くはないらしく空気砲やショックガンで容易に撃破できる程度。
しかしその本領は物量作戦であり、「何千何万体壊されようと、代わりのロボットは無数にいる」と明言されている。
本編中で登場した地球侵攻部隊だけでもドラえもん達を敗退寸前(かろうじて命はあったものの継戦能力は完全に失われており、実質的には全面敗北した状況)まで追い込み、タイムマシンで3万年前のメカトピア星に向かったしずかとリルル(1986年版では2人と共にミクロスも3万年前のメカトピア星に向かっている)によって歴史改変という反則技で辛うじて勝利できた程。
しかもリメイク版では攻撃力が跳ね上がっており、オリジナル版以上の列強と化していた。ドラえもんシリーズに登場した敵対勢力では、文句無しに最強クラスの軍勢である。実際、原作者をして「映画史上最強」とまで言わしめ、先述の反則技以外の解決法を思いつけなかったと吐露させている。
メンバー
地球攻撃部隊総司令官(CV:田中康郎→加藤浩次)
全身金色のセミに似た姿。長いマントを羽織っている。リメイク版では容姿が全体的に派手になっていたが、性格は変わらず部下を無情に切り捨てる冷酷な司令官である。
副司令官(CV:龍田直樹)
リメイク版に登場。カマキリのような姿をした、哀れな中間管理職。
狙撃兵(CV:広瀬正志、橋本晃一)
最も多い部隊。ジャミラのように首と胴体がくっついており、ジェットスクランダーのような翼で空を飛ぶ。手にした熱線銃は一撃でビルを倒壊させるなど高い攻撃力を持つ。
下級兵
全身が鋭利な突起になっている兵隊。武器を持たず、素手で襲い掛かってくる。
マンティス(CV:鉄人ドラアナ団)
リメイク版に登場したメカトピア兵士たち。名前や外見はカマキリのイメージだが、再起動し暴れるジュドの所へ急ぐ際には四足歩行を行っていた。