村雨静

むらさめしず

「ToLOVEる」の登場人物。

プロフィール

通称お静ちゃん。その正体は400年ほど前に命を落とした幽霊であり、脚がない。

誰にも見届けられることなく亡くなったため、成仏できずに結城リト達が通っている彩南高校の旧校舎に住み着いていた。

そして原作56話で旧校舎に住み着いているという噂を聞いたリト達によって発見された。

幽霊だが明るい性格でイタズラ好き。超能力を使ったり他人の肉体に憑依するなどしてよくイタズラしている。

また某お化けのように犬が大の苦手で、姿を見ただけで超能力を暴発してしまい、トラブルにつながることが多い。……というか無印終盤以降はこの念力のせいでかつてのララ以上のトラブルメーカーとなりつつある(特に無印最終回ではこれのせいでリトの春菜への計3度目の告白が失敗する羽目になる)。

400年前からいた存在なので現代の流行や常識に疎い。

また天然ボケでかなりのドジっ娘である。

後に御門先生の家で先生の助手を務めるようになり、仮の肉体まで作ってもらったおかげで限りなく人間に近い身体を手に入れ、リトやララ達のクラスへ転入してきた。

しかし、何らかのショックなどを受けるとすぐ魂が抜けてしまう。

アニメ版(OVA)では仮の肉体を手に入れる過程を一切無視して実体化したため原作を知らない人の混乱を招いた。

友達想いでもあり西連寺春菜がリトを好きなことを知っている数少ない存在。このためリトと天愛フラグが立っていないレギュラー陣の女性の中では意外と登場回数に恵まれている。

春菜の恋を実らせようと努力するがドジっ娘ゆえあらぬトラブルを起こし失敗に終わりやすい。

静はうる星やつらの潮渡渚がモチーフと思われ、渚がオカマに対し、静はれっきとした少女であり、異星人の科学力で疑似的に再生している点も異なる。

再生した静は合成人間と言うべきで、限りなく人間に近いと言える。

Toloveるシリーズのヒロインの中で、一番お色気シーンが少ないキャラクターかも知れない。

潮渡渚・うる星やつら終盤に登場した藤波竜之介のフィアンセになる筈だった人物で故人。その後半生半死の身体になる。実はオカマで、竜之介がオナベなので、渚が生きている時に出会っていればと悔やまれてならない。