CV：加藤亮夫
概要
『スター☆トゥインクルプリキュア』第29〜30話の惑星サマーン編で登場。
宇宙調査員を指導する立場にある人物で、羽衣ララ（キュアミルキー）およびその兄であるロロの上司にあたる。
階級意識が高い人物であり、宇宙調査員としての適正ランクが最高であるロロを手放しに褒める一方で、最低の適正ランクであるララに全く信頼を置いていない。
ララがひかる達を連れてきた際は警戒心を隠さなかったが、これはひかる達が宇宙星空連合の範囲外からやってきたことに気づいたというより、ララが連れてくるような連中なんてどこの馬の骨かしれないと感じたに過ぎないようだ。
第29話でテンジョウによって巨大ノットレイの素体にされ、最終的にプリキュアたちによって救出されるが、ククはそれら全てを「ララの自作自演」と思い込んでマザーAIにララとその仲間たち（ひかる達）を指名手配するように指示。おかげでララは追われる身になってしまう。
ちなみに一応のフォローをしておくと、ククの立場からするとララは「突然に行方をくらまし連絡もつかなくなったが、ある日によくわからない異星人を連れていきなり戻ってきて、連絡途絶期間の報告をするのに躊躇し続けている」という状況にある。ぶっちゃけララは詰問会議にかけられても仕方ないようなものであって、ララへの不信が高まったのもある意味では仕方ないところはないでもない。
続く30話ではマザーAIがアイワーンにハッキングされて惑星中が大混乱になったことでようやくララの誤解は解けるものの、マザーAIに制御されたドローンの暴走によって危機に陥る家族を助けようとしたララは逆にケーブルに拘束される。
その様子を遠巻きに見ていたククは次は自分がララのような目にあうと全てを諦め「所詮は最低ランク。ララに期待したのが間違いだったか」と絶望の表情で吐き捨てるというプリキュアのキャラクターとしては敵では無い一般人であるにも関わらず、なかなかの悪棘さを見せつけた。
この言葉はララを落ち込ませてしまったが、ひかるに怒りのスイッチ入れさせ、ひかるがララがいかにすごい女の子かを必死に反論。それによってララは勇気づけられ逆転につなげることになった。
ララがひかるたちとともにプリキュアに変身したところをララの家族とともに目撃し、それに驚愕していたが、その後の出番は無くララの家族が何らかの形・理由でララのことを喜び、誇りに思う描写があったのに対し、ククに関してはそのような描写はおろか、ララに謝罪する描写も無かった。
（このあたりは単に尺の問題もありそうだが）
