日野晃博
ひのあきひろ
『オレには小5の心が宿っている。』
概要
1968年7月20日生まれ。福岡県大牟田市出身。血液型はAB型。
最終学歴は九州産業大学卒業。
複数のゲーム制作会社を経た後、1998年に株式会社レベルファイブを設立して独立。
制作管理能力やゲームディレクター、アイディアマンとしての手腕に定評があり、中堅会社でありながら自社をヒット作を次々と出すまでに押し上げた凄腕の経営者。
SCEの下請けで活動していた時に堀井雄二からの依頼で『ドラゴンクエストⅧ』の制作を受注。見事にディレクター職を務めあげ、『ドラクエⅧ』が極めて高い評価を得たことも相まって名を上げる。
基本的にレベルファイブという会社そのものが日野のワンマン色が強い(レベルファイブ自体、日野の「自分でゲームを作りたい」という思いの産物である)ため、よくあちこちに手を出しすぎではないかとか休めとか言われたりしている。
また手掛けるシナリオには当たり外れが大きく、作品に対する評価が割れたりする(近年ではフットワークが重くなり、発売延期やシナリオの質が落ちたりで評価を落としているという見方も出ている)。
『ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア』のヘビープレイヤーとしても知られ、同作の吉田直樹プロデューサーとは盟友同士。
2014年のイベントで招待された時には超多忙な身であるにも関わらず、仕事の合間に当時難関レイドコンテンツであった『大迷宮バハムート』をガンガン攻略していたことを自白している。吉田に寄ると、プライベートは全てFF14に捧げているという。情熱大陸に出演したときに吉田と飲んでるシーンがあるが、前述の事情から日野のプライベートシーンが全くないので吉田に協力要請した結果だそうである(ただこのときも日野はFF14の話しかしておらず、編集で無理やり番組主旨に合うようにしたとか…)。
また、2016年には 『妖怪ウォッチ』とFF14のコラボを実現させた。
妖怪ウォッチのヒット
『妖怪ウォッチ』のヒットを受けてメディアへの露出が増えており、多忙を極める毎日のようで、同作に登場する妖怪『日ノ神』は長野拓造が社長としての日野をイメージしたキャラクターだという。
アニメ版はギャグアニメ故、途中から設定が無視されてるシーンや色々暴走している部分も多々あり、最近はやり過ぎなんじゃないか?と思うくらい色々問題のありそうなヤバイネタを入れていたりもする。
基本的にパロディが多く、メイン層の子供から親世代まで幅広くカバーしているとの事だが、パロディが原因かどうか定かでは無いが実際に本当に怒られて、アニメ第39話が一部アニメ専門チャンネルや配信サイトで放送休止になってしまったという事件があった。
しかし後に一部映像とBGMを変更して再配信された。
作品
ゲーム
ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君(ディレクション)
ローグギャラクシー(プロデュース・ゲームデザイン・シナリオ・ディレクション)
ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人(ディレクション)
レイトン教授シリーズ(企画・シナリオ・プロデュース)
イナズマイレブンシリーズ(企画・シナリオ・プロデュース)
白騎士物語(監修『光と闇の覚醒』シナリオ『古の鼓動』・プロデュース『古の鼓動』)
ダンボール戦機シリーズ(企画・シナリオ・プロデュース)
二ノ国シリーズ(シナリオ・総監督)
妖怪ウォッチシリーズ(企画・シナリオ・プロデュース)
スナックワールド(企画・シナリオ・プロデュース)
テレビアニメ・映画
イナズマイレブン(企画・総監修・ストーリー原案)
ダンボール戦機(企画・総監修・ストーリー原案・脚本)
イナズマイレブンGO(企画・総監修・ストーリー原案・脚本)
機動戦士ガンダムAGE(ストーリー・シリーズ構成)
妖怪ウォッチ(企画・総監修・ストーリー原案・脚本)
タイムボカン24/逆襲の三悪人(エグゼクティブプロデューサー)
スナックワールド(企画・総監督・原案・シリーズ構成・脚本)
イナズマイレブンアレスの天秤/オリオンの刻印(企画・総監督・ストーリー原案・シリーズ構成・脚本)
妖怪ウォッチシャドウサイド(企画・シナリオ原案・脚本)
レイトンミステリー探偵社~カトリーのナゾトキファイル~(原案・シリーズ構成)
二ノ国(2019年アニメ映画)(企画・製作総指揮・脚本)