ヨクミツケマシタネエ……ゴホウビデス……。
アイテヲ…シテ…サシアゲマスワ! シズメエッ!
概要
『艦隊これくしょん(艦これ)』における2016年11月開催の秋季イベント『発令!「艦隊作戦第三法」』の第3海域(通称E-3)『本土沖太平洋上』のボスで、水母棲姫の上位種。まさかの『水鬼』を飛ばして『水姫』である。
容姿
全体的に白色で統一されており、水母棲姫の黒色と対照的である。
大きなベレー帽が目を引き海域突破報酬艦との関連性を暗示している。
背中には大きなクレーンがあり、トゲトゲしい尻尾(?)パーツの先端には大顎を備えたカタパルトが見える。
後述の装甲破砕ギミックを使うと容姿が変化し、ベレー帽が脱げ必死の形相を浮かべて艦娘達を迎え撃ってくる。
性能
難易度別に装備なしの状態で
丙難易度:耐久370・火力95・雷装90・対空100・装甲175(183)
乙難易度:耐久380・火力135・雷装100・対空110・装甲195(203)
甲難易度:耐久390・火力175・雷装110・対空120・装甲215(223) ※()内は装備込みの数字
更に新型の深海水母小鬼機(黄)を2スロット装備してる上、射程が超長に設定されている。
また深海側の甲標的である深海烏賊魚雷を装備しているが、こちらは深海側連合艦隊第一艦隊旗艦にいるため水母棲姫やレ級のように先制雷撃は撃ってこない。この他5inch単装砲を装備している。
なお2019年春イベントのE-4道中でまさかの再登場。こっちでは通常艦隊で登場し普通に先制雷撃してくる。最も機動部隊の旗艦のためか輪形陣固定なので、先制雷撃はあまり脅威にならない。しかもギミック解除前の水上打撃部隊編成時以外では通らないマスなので、ギミック解除の時ぐらいしか交戦機会もなかったりする。ただし甲作戦では彼女のマスでS勝利がギミック解除に必要な要件なので、ギミック解除を考えると随伴に確実にフラタがでる上、ヲ級改も高確率で出てくることを考えると結構手強い。
開幕航空戦こそ熾烈ではあるが、装備的には連撃もカットインも出ない単発仕様であり、輪形陣を組んでいるため砲撃戦はそこまで熾烈ではない。
艦これ初の『連合艦隊』VS『連合艦隊』
今回のイベントに先駆けて、EO海域『6-5』で敵連合艦隊が実装され、イベントで敵が連合艦隊を編成してくると予想されていたが、彼女が待ち受けるE-3において、艦これ初の『連合艦隊』vs『連合艦隊』が実現した。
通常の艦隊戦と違い、戦闘フェーズが特殊であり戦闘時間も長くなっている。またこちらが水上打撃部隊編成であるか、空母機動部隊編成であるかで、戦闘が流れが変わるが、今回のE-3を最短ルートである史実艦ルートを使う場合は空母機動部隊編成で進む事になる。
通常、空母機動部隊であればこちらの第2艦隊から砲撃戦が始まるが、連合艦隊vs連合艦隊ではこちらの第1艦隊から砲撃戦が始まる。これにより通常の空母機動部隊よりも第2艦隊の昼戦での消耗が幾分軽減されている。
装甲破砕ギミック
甲作戦では装甲が装備込みで223と戦艦水鬼よりも高く生半可な攻撃では撃破が難しい。
随伴に空母ヲ級と戦艦タ級がおり、これらを昼戦で落せなかった場合、夜戦で攻撃が分散してしまい撃破は困難になる。
その為今回も装甲弱体化ギミックがあると予想されたのだが
E-2の基地防空で「制空権確保!」での迎撃を3回以上。
E-2のA、G、K、Lの空襲戦マスで完全勝利Sをとる。
E-3のC、D、H、JマスでS勝利する。
E-3のKマスでA勝利以上を1回。
これらを達成すると母港に戻った際に任務達成時のSEが鳴る。
しかしあまりに複雑な上、E-2基地防空の場合、甲難易度では上位の局地戦闘機や艦上戦闘機を動員しても「制空権確保!」が難しく特に空母ヲ級改flagshipの装備が陸爆強パターンでは先ず達成が不可能であり、E-3のKマスに向うには水上打撃部隊を編成する必要がある為、無駄に札を増やしてしまう危険がある。
幸運艦の魚雷カットインが上手く刺されば撃破も不可能ではない為、これらのギミックに頼らずに撃破した提督達も大勢いた。
撃沈ボイスの謎
上記のようにゲージを削っている段階では水母水姫の撃破はなかなか安定しない。しかし、ゲージ破壊前に水母水姫を撃破すると、通常はそのまま戦果画面に移るのが、ゲージ破壊時の様な撃沈ボイスがながれるのである。
当初バグではないのか?という声が上がったイベント期間中の修正されることはなかった。又、ゲージ削り時の撃沈ボイスと、ゲージ破壊時の撃沈ボイスが異なっているという報告もあった。
撃沈ボイスの違いは、前述の装甲破砕ギミックを行っているか否かで別れ、装甲破砕を行っていなかった場合は撃沈ボイスは最後まで変わらないが、装甲破砕ギミックを行っている場合は、ゲージ破壊時の撃沈ボイスのみ変化する。この為、装甲破砕を行っていない提督と行った提督との間で意見の食い違いが発生した。
なぜこの様な演出を行ったのかは、結局最後まで謎のままである。一説には海域突破報酬艦の史実に由来しているのではないか?という意見もあったが真偽は不明のままである。
- ゲージ削り中及び装甲破砕無ゲージ破壊時撃沈ボイス
ツメタイ…モウ、ツメタイオモイハ…クライオモイハイヤ……デモ、シズムノネ……adieu(アデュー)
…エ?…ソンナ…ソウナノ?…ワタクシハ…ソノテヲ、取っても…
- 装甲破砕ギミック有ゲージ破壊時撃沈ボイス
ツメタイ…ツメタイハ…クライトコロニイクノハイヤァ……エ?……ワタクシハ…ソウカ…
わたくしは…
その後2017年冬季イベントの最終ボスである深海双子棲姫も同様の演出がなされたが、こちらも明確な理由等は明かされていない
余談
なお海域突破報酬艦のクリスマス限定グラにて、クレーンの先にこの子の人形が吊るされている。水上機母艦で絵師繋がりの先輩と同じ理由だろうか…
CVに関しての発表はないが、通例から恐らく海域突破報酬艦と同じタニベユミさんだと思われる。