概要
身の丈6.9m、目方5.5tの巨体を有し、外見はザンバラ髪をした尾羽のあるゴリラやサルのような姿をしている。大型魔化魍の多くがCGで表現される中、こいつは珍しく二足歩行型のため着ぐるみが存在する。また、奥多摩の個体は前髪で顔が全て隠れているものの、小菅の個体はその嘴がある猿顔が明らかになっている。
山に向かい「ヤッホー」とつい言ってしまう人間の習性を利用し、相手の向きをその優れた耳で確認すると襲撃し、声帯をえぐり抜いて捕食する。
その巨体による殴り蹴りを得意とするが、怒ると口から毒性の怪音波を放ち、動植物を腐食させ死滅させる。
小説仮面ライダー響鬼でも江戸時代に出現した。
生育環境
気温は2.0度、湿度は55%以上の環境が生育に適している。
元ネタ
山や谷で大きな声を出すと、少し遅れて声が返ってくる現象をおこすといわれた山の神、もしくは妖怪。
別名の呼子や木霊は、本作では別種の魔化魍という設定で、38・39話にヨブコ、40・44話にコダマが登場した。
余談
デザイン上のモチーフは「猿まね」からの猿と、「オウム返し」からの鸚鵡。
着ぐるみはテングに改造された。