縦ロールのいじめっ子
「キャンディ・キャンディ」の悪役。アードレー一族のラガン家の長女。ニール・ラガンの妹。
縦ロールのお嬢様だが、主人公のキャンディを、最後まで手を変え品を変えいじめ抜き、ありとあらゆる汚い手口で陥れ続けたクソビッチである。
作中最も温厚な人物であるステアに「すさまじい子」と言わしめるほどの超攻撃的な性格で、嫉妬深くとにかく意地が悪い。そもそも超がつくお嬢様の性格がなぜこんなにも歪んでいるのかが謎なのだが、周囲の男どもがみんな自分を嫌っているとか、惚れた男がキャンディに夢中になるとか男関係で不満がいろいろある様子である。
1970年代以降の日本の漫画・アニメ界隈にも多大な影響をおよぼしたヒールで、作中で一切改心しなかったことからも、かつては「いじめっ子」の代名詞的存在であった。
彼女をモデルとしたいじめっ子キャラも多数生み出されるほどの知名度を誇ったが、大人の事情で「キャンディ・キャンディ」が絶版になってしまった以降は、知る人ぞ知るビッチになってしまった。かなりもったいない話ある。