概要
CV:山口祥行
主人公・大沢木小鉄の同級生。9歳とは思えない程筋骨隆々な巨漢で、よく鼻水を垂らしている。名前は刃牙っぽいが外見はジャック・ハンマーに似ており、こいつが登場する回のサブタイトルは「どーもすいません」「またやってしまいました」など謝罪しているものが多かった(今はレギュラーだが)。
1ケタの計算に手間取って貧乏ゆすりで黒板を割るほどアホではあるが非常に生真面目な性格で口調も堅苦しい。裏返せば純朴で優しい少年であり、次第にその人柄が受け入れられ小鉄らとも戦友(ともだち)になった。
全身の如何なる部位をも「強化」することが可能であるが、算数のテストの時に脳を強化した際には1問解いただけで力尽きた。
また笑顔を作ろうとして鼻を複雑骨折してしまうほどに真面目過ぎるのを危惧した小鉄達が普通の小学生にしてみようと、仁が就寝の際に用いていた催眠術を試しに施して「悪ガキ」「イタズラっ子」「危険分子」になれと暗示をかけた結果、笑いながら同級生全員を蹂躙する人類最強の悪ガキが誕生した。
超人的な怪力の持ち主だが、鬼母(ママ)・花園勇花(どう見てもアレ)はもっと強い。勇花は垣を懐妊した際に栄養が吸われまくって餓死寸前になり、息子には「餓鬼」(刃牙)と付けようとしたが受理されるわけもなかったためこっちの漢字にしたらしい。ちなみにこのエピソードは『バキ』内の「範馬勇次郎誕生」のパロディであり、垣は胎児の状態で親子喧嘩し、出産当日に歩いていた。作者曰く、垣はいい子過ぎて自分からアクションを起こせないキャラクターなので、トラブルメイカーとして母の勇花が生み出されたとのこと。以来、垣が主役の回は母子一緒で活躍することになっている。
普段は鬼母(ママ)に連れられ修行をしているためあまり学校には来ておらず、小鉄たちと何時もつるんでいるわけでは無い。