概要
DARK SOULSシリーズを通して登場する伝統的なアイテム。
デモンズソウルに登場した火炎壺と同様の投擲用消費アイテムで、
命中した相手の猛毒値を上昇させ、状態異常:猛毒にすることができるが、
投げた自分自身にも猛毒値が蓄積するというリスクがある。
それだけならばただの一アイテムに過ぎないのだが、
名前の通り、糞の塊を投げつけている点が最大の特徴。
アイテム解説文でも「臭いが強くあまり持ち歩きたくない類の代物」、
「持ち歩くことへの心理的な抵抗感は大きい」と評されているほか、
「瑞々しい排泄物(ダークソウル)」、「生暖かい排泄物(ダークソウル2)」、
「乾いた排泄物、割れた内は瑞々しい(ダークソウル3)」と記載されており、
シリーズを重ねるごとに段々と乾燥しつつあるのが分かる。
シリーズ最終作のダークソウル3では祭祀場の侍女に「糞塗れの遺灰」を渡す事で、
亜種の「草付き糞団子」が購入可能になる。
糞団子との差異は未消化物らしき草が付着している点と、後方へ向けて投擲する点。
その性質上、奇襲戦法に特化した糞団子といえるだろう。
便の質も異なるらしいが所詮は糞であり、猛毒の蓄積度は変わらない。
なお、「糞塗れの遺灰」は文字通り大量の糞に塗れた汚らしい遺灰である。
下水道に落ちており、アイテム解説文では「きっと大好きだったのだろう」と、
意味深なコメントをされている。
ゲーム中での糞団子
ダークソウルでは商人からの購入のほか、病み村の巨漢亡者からドロップする。
不潔なエリアの太った大男が落とす時点で手に入れたくない代物である。
また、同エリアの蓑虫亡者が放つ吹き矢を受けても猛毒状態になるが、
吹き矢にどんな毒が塗られているかは想像に難くない。
ダークソウル2では宝箱やネズミの王からの購入のみとなったが、
ダークソウル3ではイルシールの地下牢や罪の都、アリアンデル絵画世界など、
様々な場所の敵キャラからドロップするようになり、入手機会が増えた。
また、NPC・狂女イザベラは糞団子を投げつけてくる。
ボス戦においては、ボス部屋侵入前の山羊頭のデーモンに先制攻撃を加えたり、
姿を消す半竜プリシラの位置を把握するために投げつける事が多い。
猛毒状態は通常の毒状態より高いダメージに加え、
スタミナ回復も減らせる為、対人戦においても脅威といえる。
もし当てられれば相手に大きなプレッシャーを与えられるだろう。
呪術:猛毒の霧や回復を封じる護符を使う方が実戦向きという事はこの際忘れよう。
余談
ダークソウルを略して駄糞と呼ぶ事もあるが、特に関係は無いと思われる。
2014年にダークソウル2公式コラボレーションカフェが開店した際、
あろうことか糞団子が料理として提供されてしまった事がある。
当然、本当に大便を調理したなどという事はなく、
ブラックデミグラスソースをかけたミートボールだったようだ。
必要ソウル(お値段)は1500ソウル(円)。