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ジュークボックスの編集履歴

2019-11-25 02:50:57 バージョン

ジュークボックス

じゅーくぼっくす

自動販売機の一種。 音楽機器が内蔵されており、既定の料金を支払うことで、登録された楽曲の中から好きな一曲を演奏してくれる。

解説

ジュークボックスとは、音楽自動販売機である、19世紀末のアメリカで発明された。

【Juke】とは、ガラ語(アメリカ系アフリカ民による方言的英語)で『騒々しい、野蛮』といった意味を持つ。


当初は蓄音器を改造したもので、人を驚かすことを目的とした発明品だった。

蓄音器の普及により一旦は姿を消すものの、電気録音技術とアンプの登場により、再び脚光を浴びる機会を得る。


アナログレコードの登場により、その活躍の幅は一気に広がり、1960年代のアメリカのレコード収益の実に3/4がジュークボックスに使用するためのものだったという。当時を象徴するアイテムの一つとしても認知されている。


その後、カセットテープウォークマンの普及、有線放送による音楽提供など、音楽を楽しむための環境が進化していったことで、次第に片隅に追いやられていくことになった。

だが現在でも、ジュークボックスは時代に合わせて進化し続けており、電子化による最新ヒット曲への対応や、個人向けの小型の筺体などが出現しており、今でもその魅力をもって人々を楽しませている。

構造

一般的に想起されるものは、カラフルなアーチ状の上部と電飾を持ったタイプ。

構造は製造元によってまちまちだが、おおよそは上部にレコーダーと販売ボタン・下部にアンプというのが一般的。


指定された金額の貨幣を投入し、その後選曲ボタンを押すことで演奏を開始する。


初期のものは自動演奏するピアノやオルゴールといったものが多かったが、レコード再生の機構を取り入れてからは、内部で自動でレコードを取り替え、曲目を変える方式になった。


現在では音源の電子化によって小型が可能になり、再生までのタイムラグも解消されている。

関連イラスト

【ネコとお酒と音楽】昭和系ギャップ女子

関連タグ

音楽 自動販売機

レコード


セガコナミ…現在では意外だと思われるが、元々はジュークボックスを扱う会社だったのが起源である。


ドクター中松…ジュークボックスメーカーに依頼され、レコードの損傷を減らす目的でソフトシェルにレコードを内包し、シェルの窓から針を入れるという「ナカビソン」を開発した。後にIBMがフロッピーディスクを開発した際、パテント競合を避けるためこのパテントを買い上げた。一部にある「ドクター中松がFDの開発者」というネタはここから。


  • 杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン
    • 『アニゲラジュークボックス』という、杉田智和が替え歌を歌うコーナーがある。
  • 艦隊これくしょん
    • ゲーム内の母港(メニュー)画面を装飾する「家具」として登場。「家具コイン」を消費することで、登録されている好きな艦これ楽曲を視聴できる。また母港・編成の二つの画面のBGMとして選んだ曲を固定することも可能。
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