BS日テレ
びーえすにってれ
概要
運営する会社名は「BS日本」(ビーエスにっぽん)。ただし社名で呼ばれることは皆無に近く、基本的にBS日テレで呼ばれる。
2000年12月1日放送開始。局ロゴは日本テレビと同じ「0テレ」がベースとなっている。
アニメ事情
アニメの放送数はかつてはあまり多くなく、特に日本テレビ製作の深夜アニメはかなり絞っていた。例え放送したとしても、「GJ部」や「ごくせん」のアニメ版をかなりの遅れネットで放送していた(特に前者は日テレでの放送から1年後にようやく放送)。2014年4月期から2016年10月期までは日テレ制作アニメの同時期ネットを実施したものの、その後は放送したりしなかったりという状況である。
2018年春期、前年夏から『AnichU』として復活した日テレ制作アニメを、一部ではあるが日テレから数ヶ月遅れで放送するようになっている。同年秋には『風が強く吹いている』を日テレ、札幌テレビ、静岡第一テレビ、読売テレビの日テレ系列地上波4局と同時期ネットを行なった。
独立局が放送幹事局となる深夜アニメも2013年春期以降不定期で放送している。2017年7月期の『ひとりじめマイヒーロー』はBS日テレが初めて製作委員会に参加した。
2019年春期放送の深夜アニメは他のBSテレビ局で放送されたことのある作品だけになったが、夏季以降の深夜アニメ帯では新作や続編が放送され始め、秋季には全体の1/3ほどが新作アニメとなった。それでも再放送アニメの割合が多いのは否めない。
なお、2019年6月の時点では、月曜から木曜の23時台後半と日曜23時台全てにて深夜アニメ枠を設定してはいる。
「それいけ!アンパンマン」を、バラエティ番組「それいけ!アンパンマンくらぶ」の番組内番組という形で放送している。なお該当番組は開局当日に放送を開始した。
アニメ以外の番組
開局時は日テレのニュース専門CS放送局である「日テレNEWS24」の同時放送を全時間帯の7割近くで行っていた。
その後は独自の番組の製作・放送を行っている。
- 笑点スピンオフ番組
日本テレビのご長寿番組「笑点」の過去の放送回から演芸、大喜利などを再放送する「笑点デラックス」と、地上波放送分(ただし地上波では放送できなかった部分も追加している)に加え、新たに別の演芸と変わり種大喜利が加えられた「笑点特大号」が放送されている。また、若手大喜利を中心とした「BS笑点」という番組を放送したことがある。
- おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!
ゲストの歴代の愛車を通じて、おぎやはぎと女性モータージャーナリストの竹岡圭の3人が、ゲストの人生を読み解く。
「○×さんにとって車とは?」by矢作ちゃん
- 突撃!隣の昼ごはん
かつて日テレの朝のワイドショー『ルックルックこんにちは』→『ザ・情報ツウ!』→『スッキリ!!』で放送されていた「突撃!隣の晩ごはん」の公式パロディ。ヨネスケが人様の家に上がり込んで昼食を紹介するついでにサントリーのお茶系ソフトドリンクを紹介するミニ番組。
- BS日本・こころの歌
明治時代からのにっぽんの歌を、メンバー全員が音楽大学出身であるコーラスグループのFORESTAが格調高く歌う。文部省唱歌、童謡、軍歌、演歌、1980年代のJ-POPを歌う。
なお、BS日本とは、先述の通りBS日テレの「本名」である。さらにそのタイトル故に、NHKBSプレミアムの公開収録バラエティ番組「BS日本のうた」(→「新・BS日本のうた」)とごっちゃになっちゃう事が稀によくある。
- ボウリング革命 P★League
現在放送されているテレビ番組で唯一レギュラーでボウリングを取り上げている番組。
神奈川県川崎市の川崎グランドボウルを舞台に、女性ボウリング選手(プロ・アマ問わず)がガチンコ勝負を繰り広げる。番組開始から長らく東京都港区にあった田町ハイレーンで収録が行われたが、田町ハイレーンが廃業したため、現在の川崎グランドボウルに移転している。BS日テレだけでなく、CSテレビ局の日テレG+や、テレビ信州、南海放送、tvk、KBS京都でも放送されている。さらにかつては日テレなど日テレ系列局の一部とフジテレビ系列である沖縄テレビ、フジテレビ系列・日テレ系列・テレビ朝日系列クロスネットのテレビ宮崎でも放送されたことがある。
なお、最近ではモータースポーツ関連の番組が増えており、フォーミュラE、FIM世界耐久選手権シリーズ(オートバイ)、世界ラリー選手権(WRC、ラリー)の放送も行っている。また、これまではTwellVで放送が行われた鈴鹿8耐の中継が2019年にBS日テレで行われることになった。