プロフィール
概要
柊シノアが契約した鬼で、見た目は25〜26歳。
鬼の特徴である角がなく、背に六枚の羽があり、一見性別がわからないほど中性的な顔立ち。
鎌の攻撃範囲に入った敵を感知する能力を持っている。
シノアと混ぜられた形で生まれ、柊真昼によりシノアと切り離された事で一時期は真昼の許へいたが、世界崩壊直前に真昼の意図で再びシノアの許に戻る。
他の鬼とは違い、鬼になる前の記憶がある。
正体
その正体は、千年以上前にアシェラ・ツェペシと共に失踪した第一位始祖。
失踪後、柊家率いる『帝ノ鬼』を創設し、代々柊家当主に取り憑いてきた。取り憑かれていた柊天利からは「旧い神」と呼ばれていたが、本人は神の方がタチが悪いと言って、神であることを否定すると同時に、神を知っている風に返す。
天利の死後、彼を殺し、柊家次期当主とされていた柊暮人に取り憑くが、雷鳴鬼の妨害もあり、完全には取り憑けてはいない模様。
しかし、狙いの一つは暮人ではなく柊シノアに取り憑く事で、柊家に取り憑いて数百年一度も出会った事のない器であるシノアに取り憑ける日が楽しみだと語り、狙いを遂行する為に阿朱羅丸と接触し、その過去から阿朱羅丸を「アシェラ」と呼ぶ。
自身の世界に侵入した四鎌童子を排除しようとした阿朱羅丸と交戦。一度は頭部を刀で貫かれるが、直後阿朱羅の背後に回り、記憶を思い出させようと血を吸い、欲望の力を借りさせないために壁を作るが、シノアの助言によりやって来た優一郎により阻まれる。
優一郎を「ユウ」と呼び、ずっと昔から知っていると語る事で自分の事について知りたいと言う優一郎の欲望に取り込もうとするが、逆に優一郎の攻撃を喰らい、阿朱羅丸に消滅させられる。しかし、再び二人の背後から現れ、二人を殺そうとした所を優一郎を救うために現れたシノアが長年閉じ続けていた心の扉を開ける姿を見て、目的が遂行し優一郎達の前から姿を消し、シノアに取り憑く。憑依後、シノアは吸血鬼化が始まり、処置をされるが為すすべはなく、フェリド・バートリーに吸血鬼化を止める方法として殺されそうになるが、四鎌童子がシノアを乗っ取った事で圧倒的な強さで返り討ちにした後、優一郎を連れて行こうとするミカエラと、それを制するグレン、暮人、深夜に対面する。