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柊暮人

ひいらぎくれと

「柊暮人」とは、「終わりのセラフ」に登場するキャラクターである。

「逆らえば仲間を殺すぞ。真実だけ話せ」

CV:前野智昭


概要編集

柊家の次期当主候補。同じく柊家次期当主候補者・柊真昼とその実妹・柊シノア柊征志郎異母兄。柊深夜の義兄。

一瀬グレンを超える俺様君で、徹底的な合理主義者であり、感情的な確執は断じて捨てる性格。

吸血鬼を駆逐し、日本に楽園を作り、「世界を帝鬼軍の管理下に置く」ことを目的としている。

柊家に逆らう者に容赦なく、虐殺、騙し討ち、人質を手にかける、人体実験、裏切りといった卑劣な手段も必要と判断すれば迷うことなく選択するなど、目的のためならば非道な行為も進んでやる所業から、本来の人格のグレンからは蔑視され、真昼からは効率が悪いと称されている。

最強クラスの凄まじい呪術の実力の持ち主だが、それを過信することなく、表に見せびらかすような真似もしない。また、利用価値があっても敵対する可能性のある相手に対しては、十分な対応策を整えた上で接するなど、心理的な隙も無いが、妹の真昼には一度も勝ったことがなく、父・天利からは真昼に劣ると称されている。

真昼を天才と認めながらも、人間の痛みがわからないため柊家の当主に相応しくないと評している。


渋谷第一高校の生徒会長であり、校長ですら彼に逆らえないほど権勢を握る。

一瀬グレンの実力を見破り、彼を強制的に部下にする。さらにグレンの父親を人質にとり、柊真昼を処刑するように命令するなど無茶な任務を押し付けるが、グレンが阿朱羅丸を持ち帰るとそれを評価し、グレンに父親の処刑の延期を約束する。

しかし、父親の柊天利と『帝ノ鬼』幹部九人の意向で、一瀬グレンの父親の処刑が決まる。

その事に反対するも決定は覆る事はなく、父を喪ったグレンに気遣う素振りを見せるが、本人は下心があるからと嘯く。

その後も一瀬グレンと協力して柊真昼の行方を追い、世界崩壊前彼女と対峙する。黒鬼雷鳴鬼を手に入れたことで、身体能力・再生能力が上がるが、吸血鬼となった真昼に敵う事なく、負けを認め殺すよう言うが、真昼はそれを拒否。『柊』の重圧から逃げず、道を踏み外さない人間性を賞賛される。直後、「柊はなぜ、これほどの力を持てたんだろう?」と言う真昼の言葉と、人間の世界が終わる事は確定している運命であることを知り、またそれが『柊』が確定した事だと察し、真昼から信用できる人物として「グレンを大切にしてね」と言われ、彼女を取り逃がす。

その後、天利から世界崩壊は『柊』の計画であり、真昼が《百夜教》との二重スパイであり、彼女を追い詰めるために出した父の交換条件がシノアである事を知る。

その後、真昼がいるであろう池袋へ赴いたグレン達を、監視のある中演技を交え対峙。グレンに真昼が新宿の地下研究所にいる事を教え、世界崩壊の阻止を託す。


世界崩壊後、生き残った人類を導き、その八年後には日本帝鬼軍中将となる。

一瀬グレンに名古屋の吸血鬼貴族の殲滅を命じたりと無茶ぶりは相変わらず。

現場主義者で、戦場に出てこないを無能扱いしている。

日本からの吸血鬼の殲滅と世界征服を目論み、己の目的の達成のためならばとらえた吸血鬼を家畜扱いして鬼呪装備にするなど手段を選ばず、裏ではある人物を使って《終わりのセラフ》の研究を行っている。


一瀬グレンが二重人格なのも知っており、第二人格とは共謀している(しかも性格が殺人もいとわない完璧主義者というところが合致している)。

名古屋にて吸血鬼を殲滅する為に自ら出向き、大虐殺した月鬼ノ組の血で、君月未来を実験体とした終わりのセラフ覚醒を行う。

覚醒した第五天使「終わりのセラフ 第五ラッパ 滅びの悪魔 アバドン」を操り帝鬼軍と吸血鬼を食わせ、さらに危険な事態を引き起こしている。が、優一郎が変身した「終わりのセラフ 第二ラッパ 塩の王」に滅びの悪魔を撃破され、逆上して殺しにかかるが、返り討ちに遭い撤退する。

第五天使こと君月未来の他に第六天使と第七天使という個体も抱えている模様。


名古屋決戦後、日本帝鬼軍のトップ、柊家当主でもある父・柊天利を吸血鬼との癒着があったと言う事で攻め込み、対峙。戦闘の最中、天利に狙われた三宮葵を見捨てず、それが甘さだと指摘されるが、それらは全て計画通りで、《終わりのセラフ》の力で建物を破壊させ、身動きの取れなくなった天利を刺す。敵の正体を知るためにすぐには殺さなかったが、天利からはもうすぐお前の前に現れると言われ、敵の正体が語られることはなかったが、父から人間のまま追いついた事を賞賛され、柊の当主をバトンタッチされる。

その後、今までは天利に憑いていた柊家を操ってきた存在が現れた後の眠りの最中、四鎌童子の侵入を妨害する雷鳴鬼の姿を発見。防ぎきれるか雷鳴鬼に問うが、欲望が足りないとされ、三宮葵をめちゃくちゃにするか、責任を放棄するかと言ったところで、「俺の欲望の話はどうでもいい」と遮るが、暮人の心に扉を作って入り込もうとする本当の敵に抗う雷鳴鬼に、力が足りず、欲望を供給しなければならない、と言われ、それを信じる。直後目を覚まし、己が目を覚ましたことに涙を流す葵にキスをする。しかし「保って十時間」と雷鳴鬼に告げられ、より大きな欲望の達成がいると考える。

・「...葵。俺はもう信じられない。だから信用できる奴を呼ぶ」と発言、雷鳴鬼によれば「いいぞ暮人。信じちゃだめなのにあなたは本当は誰かを信じたい」ということらしい。その後グレンと深夜を頼ると言った。


関連タグ編集

終わりのセラフ 終わりのセラフ

日本帝鬼軍 月鬼ノ組

一瀬グレン 君月未来 百夜優一郎 君月士方 鳴海真琴

柊天利 柊深夜 柊シノア 柊真昼

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