光月トキ
こうづきとき
※この記事には、単行本未収録内容が含まれていますので、単行本派の方、TVアニメ派の方は閲覧しないことをオススメします。
“月は夜明けを知らぬ君”
“叶わばその一念は”
“二十年(はたとせ)を編む月夜に九つの影を落とし”
“まばゆき夜明けを知る君と成る”
CV:潘恵子
能力
名称 | トキトキの実 |
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解説 | 未来の世界へ飛ばすことができる |
種類 | 超人(パラミシア)系 |
未来の世界へ飛ばすという何ともチートな能力だが、過去の世界には戻れないという欠点がある。
後述の使用した場面が天守の最上層であり、飛ばされた未来では城は崩れ落ちていたためその時代に現れた瞬間空中に投げ出されていた。このため場所は移動せずあくまで未来の同じ位置に飛ばされるものと思われる。後述の襲われた時もそれで目的地に到着しようと考えなかったことからも伺える。
活躍
概要の項からもわかる通りに、基本的に故人のため、彼女の活躍は過去に限定される。
また、その能力の特性上『過去の過去』という二重の回想が行われる形になるため、少し話がややこしくなる。
考察
なぜ20年の時間が必要だったのか?
活躍の項にある通り、モモの助、錦えもん、カン十郎、お菊、雷ぞうの五人を未来に逃がしたが、ただ彼らを逃がすだけならば、5年後でも10年後でもよかったはずである。
実際、モモの助たち五人以外の時を超えなかった者達にとってオロチと百獣海賊団に苦しめられるワノ国で20年彼らが戻ってくるのを待つのは並の苦ではなく、それに加え病や老いで衰えていく者達も現れ、多くの者が10年目で限界を感じ、せめて敵に一太刀喰らわせてやりたいと酒天丸が引き止めるのを押し切り百獣海賊団の本拠地の鬼ヶ島へ向かい全員殺されてしまう。
それだけ20年後の再戦というのは厳しいもので、人々はなぜ20年の間が必要だったのかと疑問に思っており、おでんの忠臣の一人であった酒呑丸ですら、荒廃する国を諦めの境地で見るしかなかった。
一方でおでんの方も、過去の回想においてロジャー海賊団の面々に、「20年後にワノ国を開国する」と宣言しており、時期的にも彼女の言動とおでんの目標は一致する。
そして、彼女はワンピース世界でも最大の謎とされる「空白の百年」の時代の人間であることからも、彼女の行動の真意は今後のワンピースにおいても鍵になる謎であると思われる。