概要
体長4.5mにもなる巨大なサイ。
食べ物は草。
生息年代は更新世前期~中期。
現代のサイと異なり目の上(額)に2mもある巨大な角が1本あるのが特徴。その角は巨大な毛の束なので、化石には残らないが、生えていた所は骨の表面がザラザラしている。寒さから身を守るため、毛が分厚く生えている。奥歯はとても高く、エナメル質が複雑な模様を作っている。また、脚は長くゾウのごとき巨体ながらも馬のように素早く機敏に走れたとされる。
その容姿から一角獣ことユニコーンのモデルにもなったとされるが、気候変動のほか、人間との接触で絶滅させられることとなった。
ちなみに同じ時代の同じ地域に生息していたケサイとは全くの別種である。