スペック
名称 |
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番号 |
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所属 |
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分類 | |
全長 |
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全高 | 8.3m |
重量 |
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最高速度 |
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乗員人数 |
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装備 |
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武装 |
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概要
未来から来たディアブロタイガーとは打って変わり古代遺跡で発掘されたゾイドで、壱式と弐式の2種類があり、異様なほど長い角が特徴な黒と金色をベースとした配色のエラスモテリウム型ゾイドが壱式、二又に分かれたハンマーの状の角が特徴の青と白をベースとした配色のブロントテリウム型ゾイドが弐式。
ゾイドとしては極めて珍しく蒸気炉を内蔵しており、危険性が及ぶとこれを発動して驚異的な出力を発生させるとされる。
古代遺跡の奥で眠っていたが、目覚めた時代でディアブロタイガーと出会い、永遠のライバルとして戦い続けることになる。
登場作品について
アニメやコミックなどの作品には登場しておらず、主にゲームが活躍の舞台となる。
『サイバードライブゾイド 機獣の戦士ヒュウ』や同ソフトと連動したサイバードライブゾイドの発売に先駆けて、『ZOIDS VS』シリーズには一定の条件を満たす事で使用可能な隠し機体としてディアブロタイガー共々先行登場。ただし、いずれのゾイドも武器の換装はできなくなっている。
本編となる『サイバードライブゾイド 機獣の戦士ヒュウ』では新規ゲーム開始時に主人公のヒュウが乗るゾイドとしてサイクロプス壱式・弐式かディアブロタイガーα・βの計4機の中から選択。選ばれなかった方のゾイドがライバルのロキの愛機となり、「ヨルムンガンド」という名の黒をベースとした配色のサイクロプス壱式が敵として登場する。
キットについて
キットはディアブロタイガーと共に2003年に発売。赤外線方式のラジオコントロール機能とBB弾発射機能を備えているのが特徴。完成済みの本体に装甲や武装を組み付けていく半完成品であり、完成後に手動で動かせるのは頭部・背部のコックピットハッチと下顎、前脚・後脚の地対空二連装誘導弾のハッチと壱式の最強突撃長槍角・弐式の最強防御二又角となっている。
動力は単4電池2本を使用するモーター駆動タイプで、ゾイドの操縦に用いる付属のコントローラーにはLR44ボタン電池3つが必要となる。サイバードライブゾイドを持ち寄って対戦する時に混信を防ぐためのチャンネル切り替え機能もあり、コントローラーとゾイド本体の後部にある電源のオン/オフを兼ねたスライド式のスイッチを切り替える事で対応するのだが、チャンネルは2つしかないために2人以上での対戦は不可能。
ゾイド側のスイッチを入れると目が緑色に発光してアクティブな状態となり、コントローラーのスナップスイッチを上下に押すと前進/後退、小さい丸ボタンを押すと腰を左右に振り(旋回方向の決定)、大きい丸ボタンを押すとBB弾を発射する。ただし、モーターでバネを巻き上げて発射するという仕組みなので高速での連射はできない。
なお、後脚には攻撃の命中判定を行うウィークポイントがあり、ここに攻撃を受けると目が赤く点灯して機能停止状態となる。この状態を解除するには一旦スイッチをオフにする必要がある。また、一定時間操作をしないでいるとスリープモードとなり、自動的に停止する。
『サイバードライブゾイド 機獣の戦士ヒュウ』付属の赤外線通信アダプタをゲームボーイアドバンスに取り付け、同ソフトの「ドライブゾイド」モードで操作する事も可能で、更にゲームのセーブデータをゾイドに転送する事でゲーム内での主人公のゾイドの成長の度合いに応じてHP(ウィークポイントへの被弾の許容回数)や歩行速度などが反映されるようになる。
余談
- ゲーム作品とは言え、草食哺乳類型のゾイドが主人公機を務めた珍しい事例である。
- 弐式の様相は、『ゾイドジェネレイションズ』におけるレーテのヘビーライモスでも類似したコンセプトが採用されている。
関連タグ
ディアブロタイガー・・・ライバル機
ブラックライモス・・・比較的近いモチーフを持つゾイド。