「結界越えなんてすっから、そうなんだよ。バーカ!」
CV:三宅健太
データ
- 身長:220センチメートル
- 体重:128.8キログラム
概要
クエスターの構成員の1人であり、アシュの1人であったガイがボウケンジャーによって倒された後、大神官ガジャによりゴードムエンジンを埋め込まれた事で強化再生した姿。些か軽めの口調だが粗暴な性格をしており、高丘映士の父である高丘漢人を殺した張本人であり、彼にとっては父親の仇である。
外見もクエスターになってからは緑色の模様を宿したメタリックな黒い身体となり、頭部の形状もアシュの頃よりライオンに近いそれとなり、短剣にもなる2丁拳銃状の武器・グレイブラスターで武装している。
無論、アシュだった頃に持っていた「闘魂」の力も健在で、戦闘ではボウケンジャーを相手にしても圧倒する程の高い戦闘センスを誇り、あらゆる武器やクエスターロボを意のままに操る。
但し、劇中でロボ製作自体は相方のレイに任せており、自身が行う様子は余り見られない為、彼の役割は主に探査と戦闘だと思われる。何れにせよこうした点から、ボウケンジャーをして「一番戦いたくない相手」と言わしめる程の難敵であり、クエスターになった後も高丘家とは敵対する因縁の仲である。
活躍
アシュとしてシルバーに倒された後、ガジャの手でクエスターとして復活すると程無くして巨神ガガドムをレイと共に奪って離反。劇中第4のネガティブシンジケート「クエスター」を名乗り、2人でクエスターロボを操りながら様々な作戦でボウケンジャーを追い詰めて来たものの、その全てを悉く破られて来た。
最終計画たるホムンクルスの作成においては、他のネガティブを騙して材料を揃えて見事ホムンクルスを作り出すと、クエスタージェット・奪と融合させて操り、その力によって地球を支配しようと目論む。
斯くして一度はボウケンジャーを敗北させるも、ホムンクルスはボイジャーダイボウケンに倒されてしまう。
そして最期はシルバーとの一騎打ちの末、サガスナイパーによる一閃を喰らい爆散。
彼の死後、高丘映士によって作られた墓に形見のグレイブラスターが備えられた。
余談
モチーフは『五星戦隊ダイレンジャー』の大連王であり、胸部にある緑のコア、肩の突起物の形状が酷似している。