概要
クエスターとなった元アシュのクエスター・ガイとクエスター・レイが、開発して操る巨大ロボット達の総称。
第1号はゴードム文明から強奪した巨神ガガドムであり、それ以降はガガドムをベースに自力で建造している。
人類の抹殺を重点に置いている兵器である事から、人間の殺戮に有効な軍事兵器を元に設計されており、間宮菜月からも「戦うことだけを考えたみたい」と評されている。
動力源としては、クエスター達と同じくゴードムエンジンが組み込まれており、開発や整備は主にレイが担当。コックピットは複座式で、ガイとレイの2人で操縦するようになっている。
中盤からの登場なので数は少ないが、製作されたロボは他のネガティブの巨大戦力と比べても、どれも群を抜いてハイスペックであり、特に将(エリート)以降はゴーゴービークル同様にプレシャスを搭載して戦う事が前提のシステムになっている。このように強力無比なスペックに加えてクエスター2人の息の合った操縦テクニックもあって劇中でボウケンジャーはいつもギリギリの戦いを強いられる事となる。
最終的にボウケンジャーが勝てたのも第三者の介入や持久戦によるオーバーヒート、負担やダメージ無視の自爆同然の特攻等とイレギュラーなものが多く、ボウケンジャー側が正攻法な実力で勝利できた事は殆どない程である。
ちなみにデザインモチーフは、昭和時代の1号ロボが主流で、純平成ロボモチーフは『将』のみ。
クエスターロボ一覧
名前 | Task | 裏モチーフ | 裏モチーフの元作品 |
---|---|---|---|
疾(ターボ) | 23 | ダイナロボ | 科学戦隊ダイナマン |
将(エリート) | 28 | 地球戦隊ファイブマン | |
噴(ブレイズ) | 31 | サンバルカンロボ | 太陽戦隊サンバルカン |
進(ラジアル) | 36 | 電子戦隊デンジマン | |
砲(キャノン) | 劇場版 | フラッシュキング | 超新星フラッシュマン |
それ以外の巨大戦力
厳密には、クエスターロボには該当しないものの、クエスターが運用・開発した巨大戦力や兵器をこちらで紹介する。
名前 | Task | 概要 | 裏モチーフ | 裏モチーフの元作品 |
---|---|---|---|---|
巨神ガガドム | 20 | 元はガジャが開発したものをクエスターが強奪し、勝手にクエスターロボと命名した。後に開発された全てのクエスターロボの原型となる。 | ライブロボ | 超獣戦隊ライブマン |
邪機竜グランド | 33・34 | ジャリュウ一族のリュウオーンが生み出した大邪竜をクエスターの技術で強化改造した両組織合作の巨大戦力。 | 不明 | 不明 |
ホムンクルス | 41・42 | プレシャス・メルクリウスの器に3種のプレシャスを入れて、錬金術で生み出した人工生命体。下記する奪に強制的に合体され、クエスターに制御される。 | ギャラクシーロボ | 光戦隊マスクマン |
奪(オーバー) | 〃 | ステルス戦闘機を元に開発されたクエスターの移動拠点。ロボではなくプレシャス回収用に作られた航空機だが、上記のホムンクルス制御用に改造される。 | グレートファイブ | 〃 |
関連タグ
巨大戦力