演:中村知世
概要
ボウケンジャーの1人で「強き冒険者」の異名を持つ女性である。外見年齢は19歳。
当初は最上蒼太からは信用されていなかったのか「イエローっち」と呼ばれていた(程なくして「菜月ちゃん」となった)。
人物
2年前にある遺跡で気を失っていたところを伊能真墨に助けられて以降、彼とともに行動していた。単に真墨についていっただけではなく、失った記憶を取り戻すべく唯一の手がかりである腕輪について調べる目的も兼ねてボウケンジャーに加入した。
過去を知らない不安を抱えているが、心は純粋な少女のまま身体だけ大きくなったが如く普段は明るく天真爛漫、むしろ自分そっちのけで仲間を励ます優しさを持っている。
だが一般常識には疎く、冒険者としての基本である地図を見て目的地を目指すことも苦手。とはいえ、何の支障もなく日本語を話し、「源九郎」と漢字を読めるなど、後述の生い立ちを考えれば素の頭脳は非常に優れているといえる。
普通の女性の体格でありながらメンバーで最も怪力だったり、予知能力を持っているなど、不思議な能力も持っている。
Task22ではズカンガミにインコに変えられた事も。
『スーパー戦隊最強バトル!!』トーナメントでは「怪力チーム」の一員として準決勝まで進んだ。活躍についてはボウケンイエローを参照。
出自
実は、約10万年前に滅んだレムリア人の生き残りで、本名はリリーナである。
レムリア人の中でも王族(姫)あるいはそれに類する高貴な身分だったようだ。
文明の崩壊を予期した父親(演:土屋圭輔)と母親(演:たなかえり)により出生直後から長い眠りにつかされていた。よって記憶は失ったのではなく、元から存在しないものである。また、身体年齢が19歳なのは、レムリアの太陽の力により眠りの間は5000年で1歳しか年を取らないよう成長を抑制されたことに起因する。
ちなみに両親の役を演じたのは過去の作品でイエローを演じた面々だったりする。
余談
名前の由来は江戸時代の探検家である『間宮林蔵』と黄色を連想させる菜の花と月(与謝蕪村の句である『菜の花や月は東に日は西に』から来た可能性もあるが)。
それを指し示すかのように、第2話の回想では彼女が発見された遺跡で月明かりに照らされた菜の花が咲いていた描写がある。
この名前は真墨が付けたようだが、本人は一人称にするほど気に入っている(なお元々の設定ではボク少女にする予定だったらしい)
また、Task24にてスーパー戦隊史上最大級のタブーであり、視聴者の長らくの疑問の一つであった『巨大戦力で等身大の敵を瞬殺しようとすればどうなるか?』を解決した。
それは女の子走りのダイボウケンで敵を踏みつけた挙句、『アルティメットダイボウケン』の『アルティメットブラスター』で仲間ごと敵を一掃するという物で、詰まる所『巨大戦力で等身大の敵をフルボッコにすると被害が甚大になる』という結果に終わった。真墨『菜月のバカヤロォォォ!』…と言ってもそれは菜月が少年から大切な物を探して欲しいと依頼された故の行動なので、彼女に悪意はないので注意されたし。
関連イラスト
関連タグ
轟轟戦隊ボウケンジャー ボウケンイエロー リリーナ ボウケンガールズ
カグラ/トッキュウ5号…髪型がツインテールで、初登場時記憶喪失だった戦隊ヒロイン。ただしこちらは逆に身体を成長させられていたため、身体年齢>実年齢だった。
アスナ/リュウソウピンク…パワー系の二つ名(剛健の騎士)を持つ13年後の戦隊ヒロイン。通常の人間の生まれではなく、高貴な身分である点も共通。
エリザベータ……同じく、初期は誰かがいないと基本的なことができないキャラであり、少々天然なキャラである。