アッサム(GuP)
あっさむ
アッサム(GuP)とは、アニメ『ガールズ&パンツァー』の登場キャラクター。
プロフィール
人物像
- 聖グロリアーナ女学院3年生。ブロンドのロングヘアと大きな黒いリボンが特徴。
- ダージリンやオレンジペコと同じチャーチル歩兵戦車Mk.VIIに搭乗し、砲手を担当している。
- ジョークを好むそうだが、TV版時点ではほぼ喋っておらずキャストも配されていない。しかも大洗との親善試合から最終回までの間の出番は僅か一回であった。
- 上下関係を重んじているのか、同級生のダージリンにも敬語を使っている。ただし、初期の資料にはティータイム中にタメ口で話している姿も。また、敬語を使うとは言っても、ダージリンのことは「様」を付けずに呼び捨てにしている。
- 大洗女子学園の秋山優花里同様、潜入調査、情報収集活動を得意としている。全国大会準決勝に備えて黒森峰女学園に潜入調査を行った際は、前年副隊長の西住みほが抜けたことにより、隊長と副隊長、一般隊員たちとの間で意思疎通のズレが生じているという弱点を見抜いている。結局聖グロは準決勝で黒森峰に敗れたが、決勝では大洗女子がその弱点を突く形で勝利を収めているので、彼女自身は優秀な諜報員であることが覗える。しかし、潜入調査時の格好はどう見ても隠密行動向きとは思えない。
- ダージリンから「データ主義」と称されるほど情報面を重視しており、戦車道の試合では車内に持ち込んだパソコンに敵味方の残存車両や総合火力等を入力して自軍の有利不利や勝率を計算するなどダージリンの参謀的なポジションを担っているが、当のダージリンはアッサムのデータに頼ることは少なく、『劇場版』の大学選抜チーム戦でも「データの上では(大洗連合チームにとって)厳しい戦いになりそうです」と苦言を呈したが、ダージリンは「運命は浮気者、不利な方が負けるとは限らないわ」と気にも留めていなかった。
- しかしながら、終盤ではT28重戦車を倒すためにダージリンがアッサムのデータを取り入れた作戦を立て、石橋の下に潜り込ませた車体を無理矢理斜めに上げて真上まで仰角を取って待ち伏せし、ナオミと連携してT28重戦車の底を撃ち抜いて見事撃破する。だが、その後の展開もデータ通りに敵に撃破される。
- 試合後のエンディングでは、ダージリンがお茶会で何か語っているのを冷めた目で見つめていた。
- 本編では不遇な出番だった彼女だが、ドラマCD出演の決定に伴いキャストも発表された。しかし、大洗チームからは忘れられており(五十鈴華にいたっては「セイロン」という間違った名前で呼んでいる)、改めて自己紹介する羽目に。
- 劇場版の来場特典では、映像で喋ったのが初めてとなるからか、劇場版初登場となるローズヒップと一緒にイラストが描かれていた。劇中では上述した通りのデータマンぶりを発揮するが、ダージリンのように、会話にジョークを織り交ぜることはなかった。
- ローズヒップの破天荒ぶりには日頃から悩まされているらしく、廊下を走らないよう言ったりマナーを教えたりと、甲斐甲斐しく世話を焼いている様子が窺える。
- 『劇場版 Variante』では、ダージリンの誘いを受けて戦車道を始めたと発言している。曰く戦車で戦うことを覚える以前は、臆病な性格だったとのこと。
- 『もっとらぶらぶ作戦です!』では、ノーブルシスターズのうちボケもツッコミも両方務める。
- オレンジペコを百合的に愛でるダージリンには多少呆れつつも、オレンジペコが風邪を引いてダージリンからおかゆを食べさせていた際、自分も食べさせてもらおうとして注意されて不満気な様子を浮かべる一面もある。
- 一方で、その派手なロングヘアーは手入れに不便で複数人必要とするほか、温泉に行っても不便で、まとめた髪が湯気を吸収して人一倍のぼせやすかったり、おろすとお湯を吸収して風呂から上がりにくい。
- また、別のアンソロジーではマリーと髪の手入れで張り合ったりもしているが、折悪しく皆私用で忙しかったため、じゃじゃ馬娘のローズヒップと詰めの甘いルクリリしか来ず、五右衛門風呂でアピールしようとするなど実に締まらなかった。