プロフィール
所属校 | 県立大洗女子学園 |
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学年 | 3年生 |
所属チーム | Eチーム(カメさんチーム) |
担当 | 副隊長・砲手(~対プラウダ戦後半)・装填手・戦車長・通信手(実際のところ)→隊長(無限軌道杯) |
身長 | 164cm |
出身 | 茨城県水戸市 |
現住所 | 大洗女子学園女子寮※ |
家族 | 父・母・弟※ |
誕生日 | 5月5日 |
年齢 | 17歳 |
血液型 | A型 |
好きな食べ物 | いなり寿司 |
好きな教科 | 物理・化学 |
趣味 | 会長のお世話 |
日課 | 会長日記 |
好きな花(花言葉) | ガーベラ(常に前進) |
好きな戦車 | ティーガーⅡ |
CV | 植田佳奈 |
※『最終章』では、実家は学園艦上にあり、家族構成は父・母・妹×4・弟になっている。→河嶋家
人物像
- 大洗女子学園の生徒会広報。片眼鏡の策士として、阿吽の呼吸で会長の豪腕を支えている。
- 戦車に乗る際は砲手と装填手を担当しているが、生徒会長の角谷杏が干し芋を食べているだけで働かないため、桃ちゃんひとりで操縦手以外のすべてを担当している。
- 知性的な風貌と公式サイトでの紹介から、クールな参謀タイプを思わせる(本人もそのつもりでいるらしく、イメージにそぐわない「桃ちゃん」呼びを嫌っている)が、その実非常に沸点が低く、感情的になりやすい性格の持ち主。その上メンタルも弱く、劣勢になると真っ先に泣き言を言い出す。
- 杏の考えに忠実に動いているが故にか、脅しを正当化してみほを無理やり生徒会に引き入れる行為に及ぶなど、生徒会として難がある部分がある。
- 話数が進む毎にメッキが剥がれ、学力についても、「生徒会の会長と副会長の二人は成績はトップクラスですが、河嶋は…。今回の話数から察して下さい。」と書かれており、見た目と中身のギャップはかなり激しいようだ。『今度はドラマCDです!』では、「知力の育成なら河嶋先輩も(クイズ大会に)参加するべきなんじゃ…」と1年生にすら言われ、ソーシャルゲームでの書下ろしイラストでも、教科書を見て涙目で青ざめる始末である。どれだけ酷いのだろうか…。その一方で、『最終章』第1話では無遅刻無欠席の皆勤賞を得ているなど、生活面では優等生であることは判明する。
- 尚、みほの隊長就任(グロリアーナとの練習試合前の作戦会議)までは、彼女が作戦立案や訓練指導などの隊長業務を行っており、一応の基本は押さえているため恐らくやればできる子なのだろう。多分…
- 作戦内容も奇抜なものではなく彼我の戦力や状況を踏まえた上で順当な作戦を立案している。問題なのは作戦自体があまりに順当すぎて捻りがない(確実に相手に作戦を見破られる)ことと、それを指摘されて派手に逆ギレしながら怒鳴ること。
- トリガーハッピーの気がある上、大洗に限らず作中に登場する砲手担当の中では、ゼロ距離どころか接射ですらほぼ外す、超ド級のノーコン。彼女に大砲を任せているせいで、カメさんチームの接近戦はかなりのハイリスク(ヘッツァーになっても変わらない…と言うか射角が狭まったことを考えるとむしろ悪化している)。
- …とはいえ、戦車のハッチまで自力で登れない小柄な杏のために自ら(物理的に)踏み台になったり、杏の目論見を察してすぐに他校に練習試合を申し込むなど、生徒会長の右腕としてきちんと活躍しているところもあるので、一概にダメな子とは言い切れないだろう。むしろ、戦闘中に操縦手以外の殆どの役を一人でこなしている事を考えれば、優秀すぎるくらいである……はず。
- 9話で杏が砲手となったことでようやくオーバーワークから解放され、装填手としての有能さを発揮する。その間隔は2秒から3秒。
- 他の生徒会メンバー同様に母校・大洗女子学園への愛着は非常に強く、戦車道メンバーに対するキツい言動も母校存続への必死な思い故であり、絶望的な状況から勝利をもぎ取ったプラウダ戦後には、それまで高圧的に接してきたみほに黙礼している。
- 大洗チームが優勝した際には、みほに感謝の言葉を述べている途中で感極まり、それまでの泣き言と比較にならないくらいに大号泣し、視聴者のもらい泣きを誘発した(大洗町での凱旋パレードでも涙ぐんでいた)。
- 『最終章』では、不良生徒達を退学させないように庇って守っていたため、彼女達から慕われていることが判明する。しかも、それが後に大きな力となって返ってくることになるとは、さすがに予想できなかったようだ。
- OVA2話では川辺でじゃれあうウサギさんチームを優しい表情で見守っていた。
- OVA3話で小山柚子の一言から衝撃の水虫疑惑が持ち上がるが、本人は即座に否定している。
- お堅いイメージがあるが、上記OVAで披露した水着姿は、胸元をベルトで強調している・背中が丸出しになっているなど、高校生にあるまじきあぶない仕様。それ故か結構な人気を集めており、この水着を着たファンアートも多い。
- 劇場版の廃校舎では、廃校や杏不在による不安を押し殺しながらも、毅然とした態度で振る舞いつつ戦車道チームをまとめていた。杏が帰ってきた時には、堰を切ったように大泣きしてしまったが、それを咎める者は誰もいないだろう。
- 漫画「激闘!マジノ戦です!!」では佐々木あけびと小山柚子のサポートを得て敵車輌を撃破している(ただし後述の劇場版での発言から本作はパラレルワールド的な設定であることが覗える。)。
- 2013年2月発売のアニメディアにて、日課が会長日記であることが発覚。あれ? どこかで見覚えが……。
- 劇中西住まほにツッコミを入れた数少ない人物。「長い!」おまいう。
- 『愛里寿・ウォー』では、愛里寿を入学させようと一番躍起になっていた。他のチームにアピール方法を考えさせていたがどれもロクな案じゃないためすべて却下し、みほの「いつも通り普通でいい」ということに落ち着いた。
- 最終的に愛里寿は入学を決め掛けていたが、みほと戦えなくなることを嫌い、他の学校に編入を決めてしまう。杏と柚子は仕方がないとすぐに諦めたが、桃だけは諦めきれず思わずみほに向かって「お前がどこかへ転校しろ!」と恩を仇で返すとんでもない問題発言をしてしまう。
- ちなみに、杏から卒業できるかどうか危ういことが明かされる。しかも、ドラマCD『テスト勉強です!』では、二学期始まって早々の実力テストで、泣きながら杏と柚子に勉強を教えてもらっていたにもかかわらず結果は散々で、一週間に放課後補修を受ける羽目に。……桃ちゃん、本当に大丈夫?
だが、これが後に学園を揺るがすほどの大事件に発展することになるとは、この時まだ誰も知らなかった……
ここからは『最終章』のネタバレが含まれます。
生徒会広報の役職を武部沙織に無事引き継がせた桃は、自分達の卒業後に大洗女子学園がまた廃校の候補にならないよう戦車道を盤石なものとするために新たな戦車の探索を行っていた。ゴリアテ型の探知機で艦底に眠っている戦車らしき反応を捉えることに成功したが、そこへ何故か哀れみに満ちたウサギさんチームが桃の元にやって来る。桃が何事か尋ねると、澤梓から渡された校内新聞を見て驚愕する。
その新聞には………
『大洗女子学園初の不名誉 河嶋桃さん 留年決定か!?』
という見出しが白目を剥いている桃の写真と共に躍っていた。
実は前述の実力テストの結果のとおり、桃はあまりの成績の悪さに留年の危機に瀕していた。
桃ちゃん、全然大丈夫じゃなかった!
記事の中では「河嶋容疑者」呼ばわりされている上に学園長からは「ノーコメント」と見捨てられ、さらに他校の生徒からも
「自業自得でしょう。それ以上は何もありません(黒森峰)」
「突撃精神が欠けていたのではないか。今後の展開に期待します(知波単)」
「寒くなってきたのでコメントは差し控えます(プラウダ)」
「なるようになる(継続)」
と散々なコメントが寄せられてしまう。…誰がコメントしたのか大体予想できるが。
本人によると「留年ではなく進学できる大学が無いだけ」とのこと(柚子には「それが留年と勘違いされて噂が広まった」と指摘されている)で、正確には留年ではなく浪人の危機だった。
先日受けた模試(※)の結果も悲惨そのもので、志望校の合格ラインに達してないどころか合否判定の欄でもコテンパンに書かれる有様で、今の桃の学力では志望する大学への入学は絶望的と言うほかない状況だった。
ちなみに志望大学とそれぞれの判定コメントは以下の通り。
鮟鱇大学(国立) | 「記念に受けてみるのもいいんじゃないでしょうか」 |
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コンニャク水産大学(国立) | 同上 |
納豆国際大学(国立) | 同上 |
髭釜大学(国立) | 同上 |
岩牡蠣大学(国立) | 「(^^;)」 |
荻窪桃井大学(都立) | 「ご冗談を」 |
太子町大学(県立) | 「うーん」 |
ブロンクス大学大洗校(州立) | 「oh my gosh.」 |
(※)…一瞬しか映らないので分かりにくいが、成績表の氏名が「河島桃」になっている。これは桃ちゃんが書き間違えたのか、それとも…?
更に、留年は(疑いだけでも)大洗女子学園始まって以来の珍事件であり、その疑惑が出ただけで号外が出るほどの大事件へと発展したのである(『カイゾク戦車』では、去年は職員会議で議題に上がるほど成績が悪く、本当に留年の危機に瀕していたことが発覚する)。
いずれにせよ、このままでは桃の将来が危ういため、みほ達はなんとかして桃を進学させられないか思案していると、杏と柚子が受ける予定の国立大にAO入試があることが分かり、桃を戦車道のスポーツ特待生として2人と同じ大学へ進学させることを提案。
合格に必要な実績を作る為、桃は20年ぶりに開催される冬季の戦車道大会「無限軌道杯」に河嶋隊長として出場し、優勝を目指すことになる(代わりにみほが副隊長になり、桃をサポートする)。
新たな戦車・Mk.IVも無事に見つかり、さらにかつて退学になりそうだったところを桃に庇ってもらった船舶科の荒くれ者5人組が、桃の留年騒ぎを知り、これまでの恩返しをすべく戦車道への参戦を申し出たことで、戦力の増強にも成功した。
こうして、新しい仲間と戦車が加わった大洗女子学園戦車道チームは、桃を無事に卒業させて大学へ進学させる為、「無限軌道杯」での優勝を目指して新たな戦いに挑むのであった。
第2話で桃の実家と家族、そして成績不振の理由が判明する。
実家は学園艦上にある「かわしまぶんぐ(表の看板は「か」と「ま」が無くなって「わしぶんぐ」になっている)」という文具屋で、家族は父(CV:拝真之介)と母(CV:米澤円)、小6の次女(CV:葉山いくみ)、小4の三女(CV:石原舞)、小3の長男(CV:石上美帆)、小2の四女(CV:吉岡麻耶)、4才の五女(CV:高森奈津美)の八人家族(+犬一匹)となっている。大家族で個人経営のため裕福ではなく、ゆえに経済面で私立の大学の進学は難しいため、国立の大学を目指している。また、桃は下の妹弟達や病弱な母を世話しているため、勉強する余裕が無かったことが成績不振の一因となっている。
なお、家族構成は上記のように大家族だが、最終章前での公式設定の家族構成は父・母・弟しかおらず、最終章で大幅に変更されている(最終章前の公式設定で大家族だったのは柚子のほうで、こちらは父・母・妹・弟4人・曾祖母・祖父・祖母の11人家族)。
第3話で辛い物が苦手であることが判明するが、BAR「どん底」に訪れた時はサメさんチームに気を遣って毎回「ハバネロクラブ」を頼んで苦しんでいる(しかも、10倍濃くした物を出された)。
『もっとらぶらぶ作戦です!』
- きつい口調とその反面精神的にもろい面は健在。生徒会のストレスに耐えかねて当たり散らした柚子にマジ切れされ、泣きついて謝る面も。
- 一方で番狂わせとしての側面もあり、アンツィオ高校に捕虜となった時には、持ち前の厳しい口調と指導がアンツィオ生徒をひきつけ、アンチョビを押しのけて新統帥『桃チョビ』になっている。
- そのことでアンツィオ高校を安住の地と感じかけていたところ、救出に来たウサギさんチームに泣きつかれ、大洗へと帰っていった。
- 妹弟達が沙織に懐かれた時はショックを受けてウサギさんチームや杏にまで「お姉ちゃんと呼んで」と頼んでいた。
主な活躍(あるいは暴走)
校内模擬戦
- 橋の上で立ち往生するあんこうチームに狙いを定め、「ふっふっふっ……ここがお前らの死に場所だ!」とキメておきながら外し、返り討ちに遭う。
対聖グロリアーナ女学院戦
- 自分の立案した待ち伏せ作戦の不安要素を西住みほに指摘され、キレる。
- 試合中には自分が作戦を立てたことを忘れたのか、「姑息な作戦だな」と文句を言う。
- 敵戦車の誘い込みに際してテンパるあまり、囮役の味方が視界に入るや否や全体に攻撃を指示、誤射の嵐を巻き起こし自分の作戦を台無しにする。トリガーハッピーぶりが最初に露呈した場面でもある。
- 撃つなと言われても撃ちまくる。敵に包囲されてもとにかく射撃。履帯が外れてもとにかく射撃。「動く物は全て撃てぇぇぇぇ!」。
- どうにか履帯を修復し、あんこうチームが絶体絶命のピンチに颯爽と駆けつけ、敵に至近距離から奇襲攻撃を仕掛けるも、接射を盛大に外して、盛大な袋叩きに遭う。桃ちゃん、ここで外すぅ~?
- 試合後、杏の提案で作戦立案もみほに一任されることとなり、作戦担当から外されてしまう。自分で立てた作戦を「姑息」と罵った上に自ら台無しにしてしまったのだから当然と言えば当然の采配だが、当人はこの期に及んでもまだ任せてもらえると思っていたのか本気で驚いている。
対サンダース大学付属高校戦
- フラッグ車を担当するが、敵の猛追に怖じ気づき、普段のトリガーハッピーぶりがウソの様に大人しくなる。「だめだぁ…もう終わりだぁ…」と、どこぞの王子みたいなヘタレっぷり。
- 敵の砲弾が掠っただけで涙目になって戦意喪失。「もうだめだぁ!やられたぁ!」
- 隊長であるみほが「諦めたら終わりだ」と仲間を励ます中でも一人ヘタレっぱなし。「いやもうダメだよ柚子ちゃん!(涙目)」
- 五十鈴華の活躍もあって勝利を収めるものの、放心状態。
7話
- ミーティングで全員に向けて「次も絶対に勝ち抜くのだ、いいな腰抜け共!」と一喝。お前が言うな。
- 副会長の柚子が校内新聞のインタビューを受け、「桃ちゃんはもっと練習したほうが良いと思います」とコメント。ちなみに桃ちゃん本人もインタビューに応じているが、語りすぎて一部カットされている。
対プラウダ高校戦
- 大洗が反撃に転じた後半より、杏が砲手に就くことで装填手に専念。負担が減ったからか、かなりのハイペースで砲弾を装填している。
大洗エキシビションマッチ
- 今試合では杏がサボりに徹したため再び砲手に戻った。相変わらず射撃の腕は上がっておらずノーコン健在。
- 同じくまだ撃破記録が無かったカモさんチームとアリクイさんチームが今試合で先に敵を撃破した(しかも、後から加入の2チーム)ことにより、ついに大洗チームの砲手で撃破していないのが自分一人となった。
- それに非常に焦りを感じて執念のような気迫で撃ちまくるが、ヘッツァーでは明らかに飛ばなそうな方向に砲弾が飛ぶ始末。しかし、その闇雲に撃った砲撃の一つが、あんこうチーム目掛けて飛んで来たローズヒップのクルセイダーにまさかの命中。記念すべき初撃破を飾る。やったね、桃ちゃん!
- なお試合には敗れたものの、よっぽど嬉しかったのか、試合後の親睦会で挨拶に初撃破の件を盛り込もうとして杏に止められている。(どのみち話が長いので中断はされただろうが)
- 因みに序盤のゴルフ場での包囲戦では、クルセイダー部隊が参戦してきた際にカバさんチームに射撃中止を指示し本隊と合流を図るなど、トリガーハッピーだったTVシリーズ初期より射撃面以外での成長の跡が覗える。
対大学選抜チーム戦
- 今回は再び装填手に戻っている。ま、仕方ないよね…
- 序盤で「203高地」に陣取るが、カール自走臼砲の砲撃にさらされてしまうと、すぐにパニくりはじめ、すぐに中隊長の西住まほに「どうにかしろ!」と堂々と喚いていた。
対BC自由学園戦
- 「無限軌道杯」では、AO入試のため(形だけとはいえ)隊長に抜擢。
- しかし、隊長という立場に強くプレッシャーを感じているのか、普段の強気で仕切っていたのが一転して弱気になったり白目を剥いたりする場面が多い。「パンツァー・フォー」も酷くたどたどしく号令を掛けていた。
- 試合では、副隊長になったみほに作戦や戦術を確認しながら指揮を執る。当初、仲が悪いと思っていたBC自由学園の罠に嵌った時はいつも通りパニックを起こしていた。
対知波単学園戦
- 知波単チームを未だ突撃一辺倒と思って舐めていたが、突撃に頼らない戦術を駆使しているの見て弱腰になる。
- しかし、カメさんチームが単独行動になると息を潜めて機を窺い、あんこうチームを倒して浮かれる西絹代のフラッグ車に強襲を仕掛けて撃破に成功。
対継続高校戦
- 序盤であんこうチームがヨウコの狙撃によって最初に脱落した際、誰よりも取り乱していた。
- (あくまでも)隊長にもかかわらず指揮を執るどころか本編の最初の頃の様に喚き散らしてばかりだったため、杏が一時的にチームの指揮を執っていた。
関連イラスト
関連タグ
桃城武:『テニスの王子様』より。「桃ちゃん」と呼ばれるキャラつながり。ただし、桃が「桃ちゃん」と呼ばれると怒るのに対し、こちらは「桃ちゃん」と呼んでも特に問題はない。
川島乃枝:『大正野球娘。』より。CV植田佳奈&「かわしま」姓つながり。ただし、学業が壊滅的な桃とは対照的に、こちらは学年主席の優等生である。