データ
チームデータ
チーム標章 | |
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通称 | ネット戦車ゲームチーム |
使用車両 | 三式中戦車 |
チーム方針 | まさかリアルで戦車が動かせるなんて思わなかったですし、よもやいきなり全国大会決勝で(以下割愛 |
メンバー
『最終章』第3話で本名が明らかになる。ハンドルネームは名字に因んだものと判明し、名前はそれぞれの格闘ゲームの女性キャラからと思われる。
解説
県立大洗女子学園の戦車道チームのひとつ。全国大会決勝戦の直前に学園艦で発見された三式中戦車の乗員として新たに編成された。オンライン戦車ゲームのプレイヤー同士であるねこにゃー、ももがー、ぴよたんの3人で構成されており、各人の名前はネットのゲーム内でのハンドルネーム。互いにゲーム内で知り合っており、オフラインでは戦車道チームを組んでからが初対面であった。
ゲームではエース級の腕前を持っているものの、実戦はおろか戦車の運用に関してはもちろん素人で、おまけに初陣が全国大会の決勝戦というとんでもない境遇のチーム。スロースターターながらも頑張り屋であり、徐々に力をつけていくことに(物理的に…)。
三式中戦車は大洗の中ではポルシェティーガー・III号突撃砲・ヘッツァーに次いで高い火力を持っており、数少ない他校の戦車と正面から戦える戦車なのだが、五人乗り…他のチームが乗るべきだったのだが、時間もなくみな自分の戦車に愛着を持ってしまっていたようだ。
『エンカイ・ウォー』ではチーム対抗かくし芸大会でネトゲーネタを封じられ、3人で輪唱を披露。延々と続く「かえるのうた」に、生徒会判断で幕が下ろされた。
『劇場版』では、廃校によってバラバラになる覚悟を示すためか、戦車ゲームのネトゲーで仲間関係から一転して互いに宣戦布告をし、ももがーとぴよたんがねこにゃーのテリトリーに侵攻する。
学園艦下船後、自分達の実力をつけるために黙々と筋トレに励んでいる。最初こそは、筋トレを数回するだけで力尽きたり筋肉痛を起こしたりしていたが、たった数日続けた結果、目覚ましい成長を遂げることに…。
『愛里寿・ウォー』では、島田愛里寿が転校(実際は見学)しに来ると聞いて、子供だからゲームが好きに違いないと考え、戦車のネットゲームをやらせようと(あくまでゲームで)ボコボコにしてやる気に火を点けさせようと目論む。
学校をアピールする方法として、二十四時間耐久ネトゲ大会を提案するが、敢え無く却下される。
愛里寿と対面した時は、上記の筋トレで鍛えた力こぶを披露し、それによって千八百輌(ネトゲーの中で)を倒したことを自慢していた。
『選挙活動します!』では、ねこにゃーとももがーがゲームの得点をテストの点数に加算しようと企み、レオポンさんチームのツチヤと組んで連立政権の樹立を目指すが、選挙当日は7票しか入らず落選した。
『アリクイさんチーム、太陽の下へ』では、彼女達の筋力に目を付けたアヒルさんチーム、カバさんチーム、レオポンさんチームにそれぞれスカウト(アヒルさんチームはねこにゃーをバレー部に、カバさんチームはぴよたんを仮装大賞参加に、レオポンさんチームはももがーを自動車部に)される。頼られていることに調子を良くしたが、空回りして失敗してしまい落ち込んでしまう。その後、みほ達に生徒会室の模様替えの手伝いを頼まれ、上手くいって感謝されたことで自信を取り戻す。
『もっとらぶらぶ作戦です!』では、プール開きの時に水着姿を披露するものの強い日差しで呆気なく熱中症で倒れるほどの貧弱キャラだったが、『劇場版』でのパワーアップでサメさんチームのムラカミや不良生徒のトカタとババを圧倒している。
戦績
対黒森峰女学園戦
- 決勝戦前夜では、願掛けのためか串カツを食べていた。
- 決勝戦では、オンラインゲームで戦車に関する知識は身につけていたものの、実際に戦車を動かしたことはなく、決勝戦はほとんど練習できないままの参加となってしまう。そのため決勝戦開始直後、最初の前進で戦車を後退させてしまうという痛恨のミスを犯すも、大洗のフラッグ車であるあんこうチームのIV号戦車を狙う、黒森峰のエリカが搭乗するティーガーⅡの射線に突っ込み、図らずも攻撃から身を挺して守ることとなった。
- 試合開始後、早々に戦線離脱することにはなったものの、フラッグ車を撃破されれば敗北が決まっていただけに、けがの功名と言えるだろう。
大洗エキシビションマッチ
- 当初は聖グロ包囲側に参加。包囲網が崩れたことで撤退し、大洗町役場の防衛線にてあんこうチームを追っていた敵を迎え撃ち、T-34/76を撃破して初戦果を得る。
- 防衛線の崩壊後は、囮になって別のT-34/76を誘き寄せ、待ち伏せていたカモさんチームに撃破させることに成功。
- その後、あんこうチームらと合流して砂浜で敵フラッグ車・チャーチルを追跡するも、海岸の通りからカチューシャの砲撃を受けて撃破される。
- 試合後の親睦会では、全員が入浴している中、アリクイさんチームだけが入浴せずゲームコーナーで遊んでいた。
対大学選抜チーム戦
- たんぽぽ中隊に配属し、「203高地」の右翼を進行し、ルミの中隊と交戦する。
- 遊園地跡地に後退後は、南正門の防衛に就くが、東通用門から敵の主力が侵攻して来たため、そっちの増援に向かう。
- 野外音楽堂の包囲網突破後は、カチューシャとレオポンさんチームとともに行動し、ウェスタンゾーンでM26パーシング達と交戦。
- その際、ねこにゃーは砲弾を軽々とトスして渡し、ぴよたんはそれを片手でキャッチするとそのまま装填し、ももがーはパワフルな操縦でパーシング1輌を撃破した。………あんたら、どんだけ鍛えたんだよ。
※口径75mmの砲弾は平均して6.5kg~7.0kg程度
- 終盤では、カメさんチームとともに島田愛里寿のセンチュリオンに追われてカメさんチームが撃破されてしまい、ももがーは回避行動を起こそうとするが、勢い余って操縦レバーをへし折ってしまい、操縦不能になって撃破される。先の一両撃破の勝因が筋力なら、敗因もまた筋力であった。どういうことなの・・・
- エンディングでは、フェリー内のゲームコーナーで遊んでいた。
対BC自由学園戦
- 夏の戦い以降も更に筋トレを継続していたのか、試合開始前、まるでハンドボールでも投げ合うかのように砲弾を軽々しくポイポイとパスし合い、恐ろしくスムーズに詰め込み作業を行っていた。
※繰り返すが、彼女らの戦車に用いる砲弾は6.5kg~7.0kg程の重さである。マジでこのままパワーキャラ路線で突っ走るつもりなんだろうか……。
- 試合開始当初は本隊の一員として行動する。
- ボカージュ戦では、ボカージュからの脱出を図る敵チームを待ち伏せし、ソミュアS35を背後から砲撃して撃破。
- その後、奇襲してマリーのフラッグ車を狙うが躱されてしまい、その隙を突かれて安藤のソミュアに撃破される。
- 試合後は、大洗港でいつも通りゲームをしていた。
対知波単学園戦
- 知波単チームの神出鬼没で散発的な襲撃に次第に苛立ちが強くなっていた。
- 後半ではフラッグ車の護衛に随行していたが、フラッグ車と別れた後、カバさんチームとウサギさんチームとともにあんこうチームを追う玉田達を追っていたが、西達の急襲でカバさんチームが撃破された後、特二式内火艇(カミ車)2輌と交戦。
- 上記の苛立ちもあって逃げるカミ車を血気盛んに追っていたが、それが仇となり罠に嵌って川に誘い込まれて水没、その隙に撃破される。
- 試合後、さらに鍛え直すべく学園艦内の養殖用の巨大水槽でトレーニングしていた。
対継続高校戦
- 今試合では初めてフラッグ車を担当。
- 集落で陣取った時はあんこうチームが護衛に就いていたが、サメさんチーム以外の味方が敵の追撃に出た時に、雪だるまに偽装していたT-26の伏兵部隊の奇襲を受ける。
- あんこうチームによって敵部隊を全滅させたが、直後にヨウコの狙撃によってあんこうチームが目の前で無惨に撃破されたことに愕然とする。
- その後は臨時隊長となった梓の指示でヨウコの車輌を追撃する部隊に参加。途中で車体が上下逆さまになる等の窮地を乗り越えこれを撃破し、もうひとつの部隊と合流する。
- 急斜面に誘い込まれ再び窮地に陥るも、即応した他のチームの連携で次々と敵車輌を撃破するが、雪崩によって最後の一輌となってしまい、何とかふもとの集落まで逃げ延びる。対する継続の車輌は二輌のため、数と練度の差に万事休すと思われたが……
- 筋肉を信じることを選んだ一同はなんと「戦車の雪だるまに見せかけたフェイクの偽装」「戦車を潜ませるための雪山の偽装」の両方を短時間で組み上げるという奇策を実行。流石のミカでも短時間でフェイクと本物の偽装を両方作っているとまでは予想出来ず、見事にフェイクへ誘導されたミカのフラッグ車がこれを破壊し驚いている所へ撃破に成功。大洗女子の勝利の決め手となった。フラッグ車というのもあって今試合で、初めて最後まで生き残った。
- ちなみに、全国大会の準決勝のプラウダ戦でカバさんチームもIII号突撃砲F型を雪山で隠して待ち伏せをしたことがある。だが、あちらはおりょう以外の3人がかりでIII突を雪山で隠していたのに対し、こちらはねこにゃーとぴよたんだけで三式を雪山で隠した上に戦車に似せた雪だるまも作っており、比較するとその凄さが一層増す。
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主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました:06年~07年頃に流行した奇抜なタイトルのスパムメール。オオアリクイは普段はおとなしく一見すると危険は無さそうだが、追い詰められると鋭い鉤爪の付いた前足で反撃に出て銃を持ったハンターすら殺害する危険な動物でもある。