ショロトル

しょろとる

ショロトルとはアステカ神話に登場する神である。

概要

太陽神ケツァルコアトルの双子の兄弟。犬の頭を持つ金星神。

火と雷の神でもあり、冥府への旅をした死と縁の深い神でもある。不運と病、奇形、双子を司る神でもあった。

神話において天上にあっても動かない太陽を動かすため、生贄にさせられそうになるが恐怖にかられ泣いて拒絶する。

その時涙のあまり瞼と眼球がとれてしまったという。

この時彼を生贄の儀式に供しようとした神エエカトルはケツァルコアトルと同一視される神でもある。

実の兄弟に生贄に捧げられそうになり涙ながらに拒絶するも結局殺されてしまう凄絶なシーンであるが、この神話が信じられたアステカにおいては人身御供が行われた。

この文明において、誰かが生贄にならなければ太陽の運行が止まってしまう事は確定事項だったためである。

関連タグ

ウェウェコヨトル

ティクニウトリ・ショロトル：スマホゲーム『グランブルーファンタジー』において、ショロトルをモチーフとした星晶獣が登場した。その為、タグ検索すると関連画像が表示される。詳しくはリンク先参照。

サラマンダーイマジン：『仮面ライダー電王』に登場するライダー怪人でショロトルのイメージより生み出されたとの設定。

シャーマンキング：この神の化身だと自称する精霊化したアホロートルの霊が設定されている。

アホロートル：ウーパールーパーの別名。この神の名前から取られた。