概要
戦後の日本におけるロケットの開発の礎となった小型ロケット。
当初は「タイニーランス」という名称であった。「ロケットの父」といわれる糸川英夫氏によって研究が始まったもので、戦後の米国におけるロケット開発を知った時以来、ロケットを自分の手で作ることを決意し、ロケット旅客機の構想を打ち立て、その第1歩として試行錯誤ののちに開発されたものである。
長さ23cm・重量200gという小型のものであり、1955年春に東京都国分寺市などで発射実験が繰り返され、34発を全て成功させた。
この成功が、後にベビーロケット・カッパロケットなどの大型ロケットへ繋がる。
MOTHERシリーズにおけるペンシルロケット
pixivにおいて作品が多いのはコンピュータRPGのMOTHERシリーズだろう。
初代作では、科学に興味を持つ天才少年「ロイド」が興味を持っており、
スイートリトル工場で製造されている。
これを手に入れて持っていくと彼をパーティへ加入させる事ができるが、理科室で発射してしまったため大変なことになる。
戦闘でも小型のロケット弾として使えるが、大した破壊力はない。
それが一気に知名度を上げたのが次作MOTHER2。こちらでもジェフの専用グッズとして登場。
今回はイベントには関与せず、使い捨ての店売りグッズとしてのみ登場する。
使い捨てにしては1発100ポイント程度の破壊力なのだが、大きな変更点が1つあった。
まとめ撃ちができるバージョンが販売されていることである。
5発セット・20発セットというものであり、1回の行動で1セットを一度に発射可能。
いかに1発100程度であっても、20発をたった1回の行動で一斉発射したら何が起こるかは想像するまでもないだろう。
作中におけるゲームバランスに少なからず影響を与えている代物であり、効きさえすれば強敵すら葬り去ってしまう。
スマブラforのアシストフィギュアで呼び出されたジェフが使うのもこれ。
5発セットを発射して召喚者(のいるチーム)を助けてくれるが、確率でもう一度攻撃してくれる。
MOTHER2における威力と値段
名前 | 威力(ダメージ) | 値段 | 売ってるとこ |
---|---|---|---|
ペンシルロケット | 100前後 | 29ドル | スリーク以降の武器商人 |
ペンシルロケット5 | 300〜500 | 139ドル | フォーサイド以降の武器商人 |
ペンシルロケット20 | 1500〜2000 | 2139ドル | ピラミッド以降の武器商人 |
特にペンシルロケット5は最強のコスパである。
また、20は値段が張るがこれ1発でだいたいのボスが沈むチート武器。
ちなみに
ペンシルロケット20はなんとタライジャブの穴攻略直後から入手できる。
それは、テレポートαでウィンターズに行きスイスイが1/64の確率で落とすのを粘るという方法。なんとスイスイはペンロケ20を落とすのだ!問題点としてはその時期にしたらスイスイが普通に強いことと1/64という確率が割と低いこと、そして次のボスにペンロケが効かないことだ。まあ次の次のボスには効くので拾って損はない。