死に設定
しにせってい
死に設定とは作者が考えたにも関わらず、その作品内で活かされなかった設定のことである。
概要
大きく分けて以下の2つのパターンに分けられる。
- 1.その設定を持つキャラクターやアイテム、概念等が初登場した際には存在したのだが、ストーリーが進むにつれてなかったことにされるタイプ。
- 2.1とは違ってなかったことにはされていないのだが、それを活かしたストーリー、エピソードが作中で殆ど(場合によっては一切)ないため、仮になかった事にされたとしても作品内で矛盾や問題が発生しない程に重要ではなく、作品を楽しむ読者や視聴者、プレイヤーどころか作者にすら触れられないタイプ。
1のパターンでは『ワンピースの主人公であるルフィはゴムゴムの実の能力者であるため、打撃系の攻撃が一切効かない』
2のパターンでは『ドラゴンボールに登場するラディッツは主人公である孫悟空の実の兄』
が主な代表例である。
ちなみに、公式作品(特に本編)では無意味同然な死に設定ではあるが、
その死に設定を持つキャラクターを主役にした二次創作を制作する際に、有効活用される場合もあるので必ずしも悪い事とは限らない。
例:咲-Saki-の須賀京太郎はカピバラをペットに飼っている。
→京太郎は相当に裕福で大きな家の子供
→二次創作内ではおぼっちゃまキャラとして扱える。