「お前、僕に釣られてみる?」
概要
仮面ライダー電王の変身フォームの一つ。装着者に「浦島太郎」のウミガメをイメージして誕生したイマジン「ウラタロス」が憑依した状態で電王に変身した場合、この姿になる。
カタログスペックはキック力を除けば他のフォームと比べてやや劣っているが、拘束具にも槍にもなるデンガッシャー・ロッドモードのリーチとウラタロスの巧みな話術と狡猾さで敵を翻弄しながら戦う戦闘スタイルを取っているため、そこまで問題にはなっていない。また、一部の雑誌の記述によれば防御力はアックスフォームに匹敵すると説明されている。
だが、最大射程距離である中距離より近づかれると、得物の長さが逆に弱点になるリスクを背負っている。
外見
青いアーマーにウミガメを模した頭部を持つ。複眼はオレンジで背中はソードフォームの胸部アーマーになっている。
技
必殺技を使用する際は大抵「そろそろ3枚におろすか」と決め台詞を放つ。
デンライダーキック
電王共通のキック技。
ロッドフォームの得意技の1つでもあり、ソリッドアタックとしても放つ。
ソリッドアタック
パスをフルチャージした後、デンガッシャーを槍投げのように敵に投げつけて、刺さった相手(単体のみならず集団にも適用可能)の身体にはデンガッシャーが吸い込まれ、亀の甲羅のようなマークが浮き出ると同時に動きを封じられ、そこにデンライダーキックを飛び蹴りの形で放つ。
変身者のウラタロスの場合、専用武器・ウラタロッドで行い、キックはスライディングキックを使用。
劇場版では投げずに振り回して、破壊光弾を放つバージョンも見せた。
ディケイドと対決した際は唯一、ソリッドアタックを挟まずに使用。
余談
電王の基本形態がソードフォームなので当然一番扱いが良いが、ロッドフォームはディケイドではモモタロスが不在時の電王のフォームではイマジンのリーダー格として一番戦闘をしている、レッツゴー仮面ライダーのスピンオフではソードフォーム以外では唯一登場している(一応基本形態ではないがウイングフォームもアックス・ガンを差し置いて登場している)、超スーパーヒーロー大戦ではモモタロスと同様変身前・変身後両方登場している、平成ジェネレーションズFOREVERではアナザー電王にトドメを刺しているなどソードフォームに次いでダントツに扱いが良い方である。