概要
集英社の漫画雑誌「りぼん」で1984年から1988年にかけて連載された岡田あーみんの伝説的ギャグ漫画。なお、元々は1983年に読みきりとして「りぼん」に掲載された作品だったりする。
本作を幼少時に読んでいた読者のトラウマは根深い。
なぜかあの子がこの作品世界に遊びに来たことがある。
1994年4月と5月に、朝日放送ホスト・テレビ朝日系列フルネット24局でテレビドラマ版が放送された。全5話。
登場キャラクター
佐々木光太郎(ささき こうたろう)
演:大地康雄
真面目で何事にも一生懸命だが、騙されやすいおじさん、のはずなのだが、妻静子に先立たれ、残された娘を大事にしようと決意したのはよかったが、どこかおかしな方向にいってしまった。
典子を思うあまり、毎回心配症な騒動を巻き起こす。
別名パピィ。
佐々木典子(ささき のりこ)
演:持田真樹
パピィの一人娘。パピィの自分を心配するあまりの変態ぶりに悩まされて続けている。だがパピィのことを慕ってはいる。
家事も勉強もそつなくこなす優等生。だが作者から「唯一まともでいられたこいつが一番おかしい」とこき下ろされてしまった。
北野(きたの)
演:国分太一
典子の彼氏。そのためパピィに何かと振り回されてはいるが、その一方で典子への愛は相当のものであり、さしものパピィもギブアップする事がある。
勉強嫌いのイケメン。故にテスト前は典子のやっかいになっている。
かぁちゃん絡み以外であれば沈着冷静、そしてかぁちゃん激LOVEな父、パピィに対し差し違えるのも辞さない態度で臨む母(演:石井苗子)、いわゆる残念なイケメンの兄がいる。
なお、原作ではフルネームは事実上設定されておらず、ドラマ版で「北野司」という名前がつけられている。
安井智恵子(やすい ちえこ)
演:美保純
呑気で天然ボケな看護師。自分の目の前でおかしな事があろうと動じない、だけならまだしも、自ら暴走する事もしばしば。
元々はパピィのお見合い相手であった。パピィと意気投合し、最終的には彼と再婚している。
死んでしまった旦那は忍者の家系の出だった。
かなりの大食いで、かき氷を4桁食べて下痢になるほどである。
安井守(やすい まもる)
智恵子の一人息子。素直で優しい性格。パピィにひどい目に遭う事もあったが、後に本当の親子、いや、それ以上に親密になっていく。さらに、典子や北野くんとも仲良くなっていく。
佐々木奈々(ささき なな)
演:有田気恵
典子の妹。ドラマ化の際に設定された。これは、パピィを怪演した大地と、NECのCMで共演した絡みで出演する事になったため。
山田英樹(やまだ ひでき)
本作連載時の「りぼん」変酋長、もとい編集長。商業誌ではヤバ過ぎるネタを止めたり、作者の担当を外れたがっている部下を説得したりしている。