概要
CV:彩乃木崇之(南国少年パプワくん) 、石塚堅(PAPUWA)
『南国少年パプワくん』に登場するキャラクター。
作中に登場するシンジケート「ガンマ団」の一員で、忍者(自称)。
シンタローの持ち出した青の秘石を捜索してパプワ島にやってきた第二の刺客。
その名の通り鳥取県出身らしく「~だっちゃ」が口癖で、忍術の中には鳥取の名産品を使用したものもみられる。一人称は「僕」。
同じくガンマ団の一員で、第一の刺客としてパプワ島に入った東北ミヤギとは友情を誓い合った仲で、彼のことは「ミヤギくん」と呼んでいる。
(当初は普通に親友の間柄とされたが、続編の『PAPUWA』では作者の柴田亜美の趣味からか、公式にBLの関係性になっており、トットリがミヤギに惚れている模様)
『南国少年』では、しょっちゅうミヤギから怒られてそのたびに泣き、PAPUWAになると、ミヤギが落ち込むたびに彼をフォローし、そしてトットリが二枚目の顔を発揮するという、完全にミヤギの女房役になっている。結婚しちまえ、お前ら。
初期はせこい忍術しか使えなかったが、『PAPUWA』になると忍者としての自身にアイデンティティを見出しており、手裏剣や刀を使いこなす。
特技は、「天変地異ゲタ占いの術」。
「脳天気雲」なる意思を持った雲を呼び出し、自身のはいている下駄で天気占い(所謂「明日天気になぁれ」)を行い気象を操作する。下駄にはそれぞれの面に様々な気象が書かれ、雷雨や暴風など様々な異常気象を起こすことが可能だが、カドで立たせて曖昧にすると雲が混乱して消滅してしまう弱点を持つ。また、雨の目でミヤギの「生き字引の筆」で書いた文字を消してしまう性質も持ち、使用者の予期せぬ形で誤算を生むこともしばしば。
なお、元ネタは鳥取県出身の漫画家水木しげるの鬼太郎のリモコン下駄とされる。
後に、ミヤギとの合体技「超脳天気雲」(拳銃や刀、雨などなんでも降らせる)や、アラシヤマと共同で巨大な雲を造り出すなどの共同戦法も行っている。
ガンマ団の団員としては比較的温厚であり、パプワ島で暮らすうちに住民との交流を育み、島民を守るためにガンマ団の特別チームと戦う場面もあった。「僕らはこの島が大好きだっちゃ」と、重傷を負いつつも戦おうとするその姿にパプワも感謝を述べている。
最終的には、ミヤギ、アラシヤマ、コージとともに、新たにガンマ団総帥となったシンタロー直属の部下となった。