喘息

ぜんそく

気管支の違和感で呼吸しにくくなる症状。

概要

気管支が些細な衝撃、ストレスに耐えられず、発作によって気管支に違和感が生じ呼吸がしにくくなる事。

病因は複雑かつ難解で、個人差も大きく解明されていない部分も大きい。

症状の強さも時期により異なるケースも多い。

花火や工場のばい煙、ハウスダストやダニなどのアレルゲンが引き金になる者も多く、IgE型の免疫不全症説もある。

かつては「甘やかされて育ったからだ」などという迷信や偏見に晒されることも多く、「水泳をすれば治る」などとも言われていたがこれも個人差が非常に大きいので素人判断は禁物である。

他の紛らわしい病気と間違えないためにも、専門の医者に判断を仰ぐべきである。

症状による苦しさを抑えるための気管拡張薬を使うこともある。

適切なケアを続ければ仕事や学業と両立することも可能で、スポーツ選手の中にもこの病と付き合いながら実績を出している者も少なくない。

しかし紅音ほたるのように悪化させて命を落とした有名人もおり、インフルエンザやCOVID-19など他の呼吸器系感染症とダブルパンチになると普通の人以上に生命に関わることがある。

決して楽観視はできない病である。