ジョン・コナー(John Connor)は「ターミネーター」シリーズの登場人物である。
「審判の日」にスカイネットが引き起こした核戦争の後に、人類抵抗軍の指導者となる存在。
複数の役者によって様々な年代のジョン・コナーが演じられているが、日本でもシリーズ最大のヒット作となり社会現象となった「ターミネーター2」における「10歳のジョン・コナー」をイメージとして思い浮かべる人が最も多い。
T2でT-800に教えたセリフ「地獄で会おうぜベイビー(Hasta la vista , baby)」も有名である。
T3,T4でも主役として活躍。3では後の妻となるケイト・ブリュースターと再会、4では彼女との間にも子供ができている。(2の未公開エンディングでも娘が生まれている)
しかし5作目の『新起動』、最新作『ニューフェイト』では…
T2のジョン・コナー(エドワード・ファーロング)
T4まではターミネーターシリーズにおいて主役の一人としても重要な役割を担うジョンだが、作品を重ねるうちに扱いが悪くなりがちな傾向にある。
・新起動:カイルをサラのいる時代へ送り込んだ後、ターミネーターに意識を転移していたスカイネットによってターミネーター化され逆に人類の敵となってしまい、戦いの果てに死亡。
・ニューフェイト:T2の後、バカンスを満喫中に別個体のT-800にいきなり射殺されてしまう。4+新起動までと異なり成人することなく、当然ながら妻や子供に恵まれることなく亡くなる。
T3では、T2の経験がきっかけで未来のジョンがかつてのT-800と同じ外観のT-850によって殺害されてしまっていたことがT-850自身の口から判明した。
しかし、これを知ったことでT4ではT-800を前にしても躊躇せず銃撃するなど、本来辿るはずであった運命を回避している。
最新作でいきなりジョンが殺されてしまったこと(それも別機体とはいえT-800の手で)に関して、T2でのT-800とジョンの感動的な展開を重んじているファンからの反発も大きく、賛否が大きく分かれることとなった。だがT3の時点で、既にジョンの死亡フラグは膨らみ続けていたとも言えるだろう。
演じた俳優
- エドワード・ファーロング(T2、T:DF)設定年齢は10歳。ニューフェイトでも当時の役者で再登場することになった
- ニック・スタール(T3)設定年齢は23歳。
- クリスチャン・ベール(T4)
- トーマス・デッカー(TSCC)設定年齢は14歳。
- ジェイソン・クラーク(T:G)
T4のジョン・コナー(クリスチャン・ベール)