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スクリュー尾のガー助の編集履歴

2020-03-03 23:37:42 バージョン

スクリュー尾のガー助

すくりゅーおのがーすけ

スクリュー尾のガー助とはアメリカのフラットヘッド湖で目撃された未確認生物で、日本でこの名がつけられた。メイン画像は女体化アレンジ。

概要

アメリカ合衆国モンタナ州にあるフラットヘッド湖で目撃された未確認生物(UMA)で、本国ではそのままフラットヘッドレイクモンスター(Flathead Lake Monster)、もしくはモンタナ・ネッシーと呼ばれている。

その他にはハーキンマー・モンスターとも呼ばれるが、詳細は後述するがこの名は日本で名づけられたものである。


初めて目撃されたのは1889年のことで、同湖の周遊蒸気船の船長ジェームス・C・カーと乗客が船に近づいてきた丸太かボートだと思っていたものが、実は大きなクジラのような生物であると気づいたというものだった。


なお、それから同湖では年に2回程度、4月から9月に多く目撃されるとされ、一生のうちに一回でも目撃できれば幸運であるといわれる存在であるといわれる。

その後、潜水技術が向上した1964年にダイバーが潜って調査したが発見できなかった。


そんな中で1993年には多数の目撃例があり、夫婦か親子と思われる2匹が泳いでいる様子が何度か目撃されたという。


その姿はブロントサウルスプレシオサウルスのような首が長いもの、チョウザメの頭にウナギのような体であるなど目撃者によって一定しない。

一般的には正体は細長いシロチョウザメではないかといわれているが、同湖での漁獲例がほとんどないためにいまだに謎である。


日本で最も知られている目撃例は、1968年に湖畔に住む一家が船着き場に体をこすりつけているアヒルのような嘴を持つ巨大な生物を目撃したという話である。

カモノハシ竜(ハドロサウルス科)のコリトサウルスのような姿だったとするこの目撃例を、古書を通じて知った前衛科学評論家の斎藤守弘が1962年に『SFマガジン』誌でスクリュー尾のガー助という名で紹介した。

斎藤によるとこの日本独自の名は、その古書にあった「スクリューテイル・・」という表現と怪獣の鳴き声「ガー」から名づけ、「ハーキンマー」は愛称として掲載されていたものであると話している。


1970年代に日本で発行された未確認生物関連の書籍では、この名で紹介されたばかりではなく、さらにこの未確認生物のものだとされるあまりにも鮮明な恐竜の写真が掲載されたのでさらに有名になった。

なおこの写真は、斎藤のあずかり知らぬところで編集部が独自に掲載したもので、元は現地の親子が作ったのだが、あからさますぎるために本国でも忘れ去られていた合成写真だといわれている。

創作での扱い

タリー

短編集『トワイライト・テールズ』第2話「夏と少女と怪獣と」の舞台が同湖である。

作者の山本弘は上記の日本名の経緯についての調査を行い、ブログで紹介している。

関連タグ

UMA 恐竜 怪獣 ネッシー チョウザメ

アメリカ合衆国

斎藤守弘

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