概要
高野線の山岳区間特急20000系が老朽化していた為、同形式を置き換える為に現れた電車。
1984年(昭和59年)4月1日から5月20日まで高野山で弘法大師御入定1150年御遠忌大法会が開催されるのを前に、東急車輛製造で4両編成2本(8両)が製造された。
20000系は1形式しかないので緊急時は一般車の21000系を代用として使用していたが、本形式は2本に製造されたので通年でこうやの運行が可能になった。
主に『こうや』・『りんかん』で運用されるが、泉北高速鉄道には乗り入れない為、泉北ライナーとしての運用は一切ない。
特急の場合は31000系と併結可能であり、31000系と共に8両特急が運行され、共通のダイヤを組んでいる。