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カササギの編集履歴

2011-09-09 12:49:46 バージョン

カササギ

かささぎ

カササギとは、スズメ目カラス科カササギ属の鳥である。漢字表記は「鵲」。

姿形

体長はカラスより一回り小さめの45~48cm程度。尾羽が長い。


羽毛の色は白と黒に分かれる。

お腹と、背中に近い(肩羽)と、翼を広げたとき見える羽先が白い。

あとは大体、から腿まで烏羽色。羽や尾羽の先には光沢があり、というよりに見えることが多い。色づいた部分の広さや色合いは個体差がある。

っぽいが羽毛の黒よりは薄い色。


その他

鳴き声はやかましげ。

高い木の樹上電柱などに、丸いを作る。

敵が近寄ると、自分や巣がすぐさま襲われる状況ではなくとも鳥群になって威嚇するそぶりを見せる。この集団行動はモビングや擬攻と呼ばれる習性。

最近、に映った像が他の個体ではなく、自分自身であると認識できることがわかった。


生息地域は北半球のあちらこちら。

朝鮮半島ではごく身近な鳥であり、吉兆の鳥とされてきた。韓国の国鳥とされることもある。

日本にいるカササギの先祖は、海外からやって来た帰化鳥。400年程前、豊臣秀吉の朝鮮出兵の頃に半島から持ち込まれたと考えられている。

北九州(佐賀平野の辺り)にしかいなかったため、日本では生息地ごと天然記念物に指定されている。ちなみに佐賀県の県鳥。

なお近年は北海道の一部でもちらほら目撃例がある。


七夕伝説には、7日にが降って天の川が増水すると、対岸へ渡れない彦星織姫が出会えるように、何羽ものカササギが連なりの代わりを努めるという話がある(鵲の橋)。


別名・表記ゆれ

かささぎカチガラス、朝鮮烏、高麗烏、烏鵲(うじゃく)

ピカピカ(pica pica) … 学名


関連タグ

鳥類 自然画 七夕 ウィントス カササギコンビ 七夕の国

アオサギ … 昔はカササギと呼ばれていたかもしれないらしい

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