二角獣の頭毛の中に、隠れるように生えている小さな角。
巨大な角が折れた際には、この角がすぐさま成長して新たな角となるらしい。
概要
バイコーン系エネミーが落とす素材でレアリティは金。
北米神話大戦イ・プルーリバス・ウナムの実装とともに追加された金素材であり、同時に追加された精霊根、黒獣脂、血の涙石と共に5章金素材四天王と呼ばれることもある。
入手方法
第五の聖杯:フリークエスト(カーニー)
第六の聖杯:フリークエスト(東の村)
亜種特異点Ⅱ:フリークエスト(野営地)
ロストベルトNo.1:フリークエスト(アンカーポイント、ヤガ・ジェメンスク、叛逆軍の砦)
ロストベルトNo.4:フリークエスト(イニシエートポイント)
マスターからの扱い
Fate/GrandOrderのサーヴァント育成は基本的に必要な素材の捻出に難儀し、特に蛮神の心臓などの金素材はドロップ率の低さもあって非常に大変…なのだがこの素材は別である。
金素材でありながら余る、とにかく余る。
イベントを真面目にやって景品交換してるだけでも余る。人によっては凶骨などの銅素材が枯渇する横でこれが数百個単位で余っていることも。
それ故にマスターたちから使われない金素材筆頭、いらない子として扱われ、イベントの景品に並んだり、イベントのフリークエストにバイコーンが出るという情報が流れただけでげんなりされるほど。
どうして余るの?
まず単純に育成に使うサーヴァントが少なく、全体要求数も少ないという点が挙げられる。
2020年3月オデュッセウスまで実装された時点で霊基再臨とスキル育成、霊衣開放でこれを使うサーヴァントはのべ31騎(霊基再臨14騎、スキル育成16騎、霊衣開放1騎。霊基再臨とスキル育成の双方で使うサーヴァントもいるので実数はもっと少ない)。
そして彼ら全員を霊基再臨させ、スキルを上げ切り、霊衣を全て解放するのに必要な合計個数は536個。
蛮神の心臓が1665個、同期の精霊根が694個、血の涙石が879個、黒獣脂613個がである点と比較するとその少なさがわかるだろう。
一部出身金素材の後輩である封魔のランプ(626個)、智彗のスカラベ(574個)、呪獣胆石(562個)よりも少ない。
剣トルフォやマンドリカルドの追加でようやく全体使用数が500を超えたものの、それまでは一部出身の金素材の中で唯一全体要求数が500個を切るという有様であった。
しかも少ないだけならまだしも使うサーヴァントも大半が限定サーヴァントやストーリーガチャ限定サーヴァントである上、これを使う数少ない恒常サーヴァントですらほとんどが星4以上の高レアなので単純に使う機会自体も少ない。
なのに供給だけは安定している。
イベントで交換景品に並ぶときには20個の交換枠が取られており、交換景品に並ぶ頻度も明らかに多い。
それに加えて本編や幕間の物語、強化クエストなどでの確定ドロップも多いとやけに手厚く配ってくれる。
そのため積極的にガチャを引かない人ほど余り、使用するすべてのサーヴァントをレベルマ、スキルマにしてなお余っている人すらいるほどである。
…と、FGOの素材の中では非常に異質な存在となっている。
使用者自体は徐々に増えているが金素材故に3桁単位での要求もないため、突如不足するような自体も起こらないと思われ、そういう点では非常に不憫な存在である。