第1巻 御坂美琴:
けどアンタもバカにしてるわよね。私は超能力者(レベル5)なのよ?何の力もない無能力者(レベル0)相手に気張ると思ってんの?弱者の料理法ぐらい覚えてるわよ
第1巻 上条当麻:
大体、どいつもこいつもおかしいんだよ。超能力なんて副産物で悦に入りやがって。俺達の目的ってな、その先にあるもんじゃなかったっけか?
概要
ライトノベル「とある魔術の禁書目録」と一連のスピンオフ作品群における「能力者」の格付けのこと。
レベルは0~5の6段階表記であり、それぞれ
- レベル0(無能力者)
- レベル1(低能力者)
- レベル2(異能力者)
- レベル3(強能力者)
- レベル4(大能力者)
- レベル5(超能力者)
と割り振られている。
これら全てを総称して能力者という意味で超能力者と呼ばれることもある。
なお、勘違いされやすいがレベル0(無能力者)も能力者であり、精密機械でしか分からない程度ではあるものの微弱な能力自体は持っている事がほとんど。本当の意味での「無能力者」はむしろ稀とされる。
各レベルの人物については、「能力者(とあるシリーズ)」を参照。
レベル6、そしてさらに先の概念へ
理論上ではさらに上の絶対能力者(レベル6)に至る可能性も予測されている。
しかし学園都市の目的はそれ以上の「神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの」を目指す事であり、レベル6とはその到達過程にある概念ということが判明している。
現在、学園都市の正体はアレイスター=クロウリーにより科学に偽装された「テレマ」(※近代魔術)だと判明している。
最先端科学の皮を被っているとはいえ、「新たな霊智(グノーシス)」とも言われたテレマ改め学園都市が目指す物を聞いたインデックス達が、カバラ・グノーシス・錬金術を連想したのも必然であったと言える(というか伏線だが)。
1巻 御坂美琴:
はぁ?……ああアレね。何だったかしら 確か『人間に神様の計算はできない。ならばまずは人間を超えた体を手にしなければ神様の答えには辿り着けない』だっけ?
3巻 月詠小萌:
私達人問には世界の真理は分かりません。ならば話は簡単で、人間以上のステータスを持つ者が現れれば、神様の答えだって理解できるに決まっているのです。
なお現在の技術と発達速度では第一位以外がその領域に到達するのは不可能とされている。現在ではレベル5の事情も大きく変化しているが、詳細は不明。