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Windows2000の編集履歴

2020-04-22 23:07:15 バージョン

Windows2000

うぃんどうずにせん

バージョン名および開発中の仮称はWindows NT 5.0。情報端末やレジスター、ATM等で未だに使われているOSである。

概要

Microsoft2000年2月18日にリリースしたWindowsNTOS

WindowsNT4.0の後継であり、開発当初はWindowsNT5.0という名前だった。(初期のベータ版も「NT5.0」として公開されていた。)

サーバー用とクライアント用が同一の製品名で発売された最後のWindowsであり、PC-9800シリーズに対応した最後のWindowsでもある。


当初はこのバージョンから9x系とNT系の統合が計画されており、このOSに9x系のユーザーインターフェイスが取り込まれているのは、そのためである。家庭向けエディションが計画されていたものの、2000の販売直前になってまだ家庭ユーザー向きではないと判断されたため、2000の家庭向けエディションの開発は中止された。


この決定を受けて作られたのがWindowsMeであるが、Meは98に輪をかけて不安定な代物になってしまい、個人ユーザーで(Professional版の)2000を使用するユーザーも少なくなかった。


後継のWindows XPの登場後は徐々に市場からフェードアウトし、2010年7月13日に延長サポートが終了した。だが、業務用途においてはその後も使われ続けている。


現在も使用されているOSである事からセキュリティベンダは独自にサポートを続けているが、外部ネットワークに繋げないスタンドアロン運用を推奨している。


エディション

Windows2000のエディションは以下の通り。


Professional

クライアント向けのエディションで、WindowsNTのWorkstationに相当する。


Server

ワークグループや小規模なサーバー向けのエディション。


Advanced Server

基幹システム向けのエディションで、Serverよりも高度な機能が使える。

64ビット版が存在する(後述)。


Datacenter Server

より大規模なシステム向けのエディションで、高スペックなハードウェアをサポートする。

パッケージ販売はなし。

64ビット版が存在する(後述)。


旧OSからのアップグレード

Windows2000はNT系なので、WindowsNT3.51・WindowsNT4.0からのアップグレードを想定している。だが、2000は9x系との統合が予定されていたためか、Windows95Windows98(SE含む)・WindowsMeからアップグレードすることも出来る。

なお、Windows2000にはアンインストール機能が備わっていないため、旧OSに戻すことは出来ない。


WindowsMeは2000よりも後に登場しているため、本来ならアップグレードの対象にはならないはずだが、2001年2月にMicrosoftからMeも2000のアップグレード対象に認められた。ただし、Meからアップグレードすると、『システムの復元』など、Meに備わっていた一部の機能が使えなくなるので注意。


新OSへのアップグレード

エディションによってアップグレード対象が異なる。



※1…セットアッププログラムは起動できるが、新規インストールしか出来ない。

※2…下位エディション(Standard)にはアップグレード出来ない。


余談

前述の通り、実はWindows2000にも64ビット版が存在する。2001年8月28日に発表された2000ベースのItanium向けOSで、

「Windows Advanced Server Limited Edition」

「Windows Datacenter Server Limited Edition」

という製品名で発売された。

内部バージョンはNT5.1となっており、この影響で64ビット版XPやServer2003はNT5.2となっている。Professionalも発売予定だったが、中止された模様。


擬人化

2kたん?

2kを参照。


関連タグ

Microsoft MS-DOS Windows Windows9x


WindowsNTWindows2000WindowsXP


WindowsVista Windows7 Windows8 Windows8.1 Windows10

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