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獺祭の編集履歴

2020-04-25 21:21:50 バージョン

獺祭

だっさい

獺祭とは、『ぬらりひょんの孫』の登場人物。メイン画像、後ろ側の人物。

概要

山口県の妖怪を中心に構成された百鬼夜行「酒呑愚連隊」の若頭。川獺(カワウソ)の妖怪。巨大な瓶を持ち歩き、常に酔っぱらっている。

御門院家による大規模粛清「清浄」に対抗すべく、妖怪同士で団結すべきという奴良リクオの提案と、その打倒の姿勢にいち早く理解を示し、一時的に同盟を結ぶ。最初に清浄が開始された九州への遠征にも参加した。

……のだが、九州における御門院陰陽師との戦闘シーンがまさかの大幅省略。どんな能力を使ってどうやって敵を倒したのか描かれることはなかった。断片的な描写から察するに、酔いが回ると回避能力が向上する酔拳のような能力と、敵を焼き払う炎系の術を使えるようだが……。


単行本にて御門院家当主との戦闘描写が追加。それによると酒を飲んで回避能力が向上するだけでなく酒を燃料にして火を吹く攻撃を行う。本人曰く「戦っているつもりはない」とのこと。この能力を使い御門院有弘の「飛びながら盛える鷹の末裔」の攻撃を交わし焼き尽くしてその後に術者本人も焼いた模様。


ちなみに、獺祭は妖怪の名前ではない。本来の意味は、人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところから、カワウソが自分のとった魚を並べることを指す。または、晩詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座の周囲に置いて参照し、自ら「獺祭魚」と号したところから、詩文を作るときに多くの参考書を周囲に広げておくことも意味する。またいわゆる七十二候のうち、雨水の初候の一つとしてこの「獺魚を祭る」がある。


もしかして

日本酒の銘柄の一つ

山口県に「獺祭」という銘柄の日本酒がある。「買い占めた輩からは高く買うなよ。ちゃんと安く買えるぞ」との意味合いの宣伝広告(当該広告写真を掲載している、読売新聞広告局のツイッター画像)を公式が出した過去の逸話などからも、こちらのほうが有名かもしれない。

製法も独特で、日本酒(つまり純米大吟醸酒)でありながら、

  1. 杜氏を使わずデータ化して製造管理(元々は杜氏に逃げられたためだが、おかげで良質な清酒を大量に生産可能になった)。2015年の新工場の建設で空調設備を利用して温度管理が可能になり、一年を通して酒造りが可能になった。
  2. 上記の生産体制により、大吟醸酒としては価格が安い。
  3. だからといって品質面を妥協しているわけではなく、精米歩合が50%以下、ものによっては限界の23%まで磨いた米を使用。
  4. ものによって、もろみから圧搾せず遠心分離器にかけて無加圧状態で酒を分離したものなど普通では見られない製法もある

が特徴。大量生産体制の確立を背景に輸出に非常に積極的であり、新工場の稼働に伴い生産量の半分以上は海外向けになっている。

獺祭sparkling!獺祭


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ぬらりひょんの孫 奴良リクオ

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