- 杜氏(とうじ・とじ) 日本酒を造る職人達。
- 杜氏(とし) 中国後漢三国時代の女性。「杜夫人」ともいわれる。
2の解説
曹操に追い詰められた呂布は下邳に立て篭もり、袁術に援軍を要請するために杜氏の夫である秦宜禄を使者に出す。
しかし、使者の秦宜禄は袁術に明帝(後漢の第2代皇帝)の子孫の娘と結婚させられてしまう。
一方下邳で呂布が曹操に滅ぼされると曹操配下にいた劉備の腹心関羽が杜氏を娶りたいと曹操に願い出る。
その嘆願で杜氏に興味を持った人妻大好き曹操は彼女が美人だと知り、自分の側室にしてしまうのであった。軍神関羽も涙目である。
曹操の側室として二男一女をもうける。
家系
元夫「秦宜禄」
呂布滅亡後、曹操に帰順する。劉備が曹操から離反する際に「妻を奪い取った男に仕えるのは愚かだ」と張飛に勧誘され、一度は離反を決意するものの心変わりし、怒った張飛に殺されてしまう。
秦宜禄との子「秦朗」
曹操から寵愛を受け、曹叡からも信頼され裕福な暮らしをしていたが、曹叡の崩御前に罷免させられる。
何晏とは連れ子同士であり、何晏も曹操から寵愛を受けたが、曹丕曹叡時代は不遇だった。後の曹芳時代に秦朗と入れ替わるように曹爽とともに魏の実権を握る。
曹操との子
曹林
曹袞
金郷公主(何晏の妻)