共闘チーム(ONEPIECE)
きせきのきょうどうせんせん
奇跡の共同戦線発足!!
概要
劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」の後半において、対ダグラス・バレット最終決戦において集まったメンバーのこと。劇場版のポスターでも集結しているように作中では7人とされているが、後述の通り最終決戦メンバーにはもう1人加わっており、厳密には計8人いる。
海賊・王下七武海・海軍・革命軍と言う本編ですら組んだことの無いない異色の組み合わせ。
当然ながら各々が協力的ではないものの、ルフィのリーダーシップのもとに場の空気が変わり、共に戦うこととなった。
寄せ集めのメンバーであるためか、公式でもこのチームに対して正式な名称はない。
ちなみにSTAMPEDEの文字数は丁度共闘メンバーの数と一致している。
メンバー
モンキー・D・ルフィ
リーダー的存在。いつものことながら作戦などは特に考えず、ただ単純に力でバレットに挑んだ。
戦う目的は「ウソップを傷つけられたため」。
寄せ集めだったメンバーを全員協力者と見なしたことで、喧嘩し合う互いの空気を一気に変え、共にバレットと戦うチームに変えた。
その力について、ブエナ・フェスタからは「敵も味方も巻き込んで強い力に変える存在」とまで称されている。
トラファルガー・ロー
参謀的存在。劇場版の初出演にして初主演を果たした。
バレットらの陰謀をいち早く察知したが、そのせいで殺されかけたため、戦う目的は「一泡吹かせるため」。
サボからは「ルフィの友達」と呼ばれているが、本人は否定している。
とはいえパンクハザード以降共闘している仲でもあるため、強ち間違ってはいないと思われる。
巨大化したバレットの装甲を崩すべく立ち向かい、最後に仲間全員を集めて一斉攻撃を仕掛けるなど、持ち前の能力を最大限に活かした戦いぶりを見せる。
スモーカー
パンクハザード以来の共闘。劇場版の初出演にして初主演。
戦う目的は「騒動を終わらせるため」。既にバスターコールがかかり避難勧告が出る中、バレットを倒せば片が付くと考え、1人島に残りバレットとの戦いに挑んだ。
海兵としてのプライドはあるが、何だかんだでルフィのことを認めているためか、渋々ながらも共闘に参戦。
ボア・ハンコック
劇場版の初出演にして初主演。
海軍やジュラキュール・ミホークに続いて登場。ルフィを探すべく1人島に残った。
そのため戦う目的もただひたすら「ルフィのため」である。
曲がりなりにも七武海なので当然強いのだが、作中では戦闘描写が少ない方だったため、本作で改めて彼女の強さに驚いた人もいるはず。
巨大化したバレットに最初に一撃をかましたのも彼女である。
当然ながら作戦のことなど頭にはなかったものの、この一撃がバレットの形態変化を誘ったため、結果的にロー達が作戦通りに動けるようになった。
サボ
最終決戦直前に登場。劇場版には前作に続き2度目の出演。
戦う目的は「ブエナ・フェスタの野望を食い止めるため」。
ルフィと共に戦うのは本編含めて本作が初となる。
最初こそスモーカーと争ってしまったが、後に2人で力を合わせてバレットの装甲を破壊するのに協力した。
ロブ・ルッチ
劇場版には前作に続き2度目の出演。
戦う目的は「ラフテルのログポースを得るため」。
共闘チームに数えられているが、終始裏方から動いており、チーム結成時にも彼は入っていない。
だが、実はメンバーを1人1人写す演出でさりげなくカメラアングルがスモーカーからサボに切り替わる際に一瞬だけ彼が映っていたり、全員終結時に後ろにこっそり立っていたりする。
バレットの装甲が崩れた際、それにトドメを刺すことに貢献した。
バギー
サッカーやら野球やらには出演しているが、本編映画には実質初出演。
共闘チームに数えられているが、ぶっちゃけ彼は巻き込まれただけに過ぎず戦闘には特に貢献していない。
ちなみに当初彼がラフテルのログポースに驚いたことにはしばしツッコミが入れられてはいたが、設定資料含めてちゃんと意味があることが分かっている。
サー・クロコダイル
劇場版はエピソードオブアラバスタから数えて12年ぶりの出演。
戦う目的はルッチと同じく「ラフテルのログポースを得るため」。
なぜかルッチやバギーと違い共闘チームには数えられていないが、直接バレットに挑んだメンバーの1人なので、実質共闘している。というかバレットの装甲を崩すための作戦の提案者である。
バレットとは20代の頃に戦ったライバルであるため、メンバーの中で唯一彼の能力の弱点を知っていた。そしてその隙をつけるよう、時が来るまで身を潜めていたのである。
作戦決行まで裏方にいたため、チーム結成時に彼は入っていないが、それはルッチも同じである。
本作では間違いなくMVP枠に相当する活躍ぶりを見せたのだが……メンバー扱いではないのは隠しキャラ的な扱いと言う感じなのだろうか。